福性寺住職は葬儀では故人の「人となり」を風誦文(仏教的な追悼文、あちらの世界への「紹介状」)の中で読んでいます。故人を大いに称賛する内容です。

1月18日(土曜日)朝の本堂です このあと1周忌法要がありました 読経会 施餓鬼会など何度もご家族と一緒にご出席いただいた仏様です 江戸時代からお檀家のご家系です 今後もご遺族の皆様が寺の行事にご出席頂けるとありがたいです
新年になってからのお葬儀です。事前に枕経と通夜読経を自宅でしました。
ご自宅で、風誦文のタイトルとも言うべきお戒名について「注文:註文」がありました。「父(故人の旦那様)のお戒名の字を入れてください」アレ!そのつもりでした。
あと「亡くなっている(故人の)妹のお戒名の漢字2字も入れてください」「1字でもいいです」「優しい字ですから」わかりました。しかし、2字両方は難しいです。
「平仮名の(故人の)名前ですが、漢字を選んでください」わかりました。その場でお戒名ができた後、喪主様に確認をいただきました。
美しいお戒名です。「優しくご家庭を包み込み、お子様を愛しみ育て、仏教的に心身共に高貴であり美しく、智慧にあふれ、心温かい仏教者(すなわち、釈尊(シャカ)の教えを理解した心の温かい人)」の意味です。
次に風誦文の文章を「ご夫君〇〇様の仕事を支え・・・」とお話をしましたら。仕事ばかりでなく「あらゆる場面で、父を支えました」にしてほしいとのことでした。わかりました。おそれいりました。きちんと作ります。
「お命日が父(故人の旦那様)の誕生日であることも読んでほしいです」わかりました。「奇しくも・・・」と述べます。ご立派な施主様です。
「とても、よいお葬式(ご家族談)」となりました。喪主様の悲しみが少なくなることを願っています。
お寺を運営するために、十分なお布施を奉納いただきました。
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