福性寺の「施餓鬼会」は4月23日(木曜日)午前10時開始です。健康長寿講演と法要です。
福性寺の「花祭り」は4月5日(毎年 第1日曜日)9時から16時までです。お供物は「甘茶ティーバック」「都電もなか」です。
先週末、「四十九日忌法要」を執式しました。
ご存知のように、随時解説を交えながら法要を行いました。事前に、解説付きの読経でよいかを檀家様にお訊ね済みです。
参列された皆様から「内容がわかりました。心が落ち着きました」とのお声をいただくことが多いです。
火葬場でご子息様と交わした会話を思い出しました。 ご子息様は、(多分)誇りを持ってこうおっしゃいました。「祖父からは十七代目にあたると聞いています」
ご本尊様の前での記念写真を撮影しました。
埋骨のため墓所に赴き、読経を終えて改めてお墓を見ました。
そこには宝暦(1751年〜)や元文(1736年〜)といった江戸中期の年号が刻まれた、端正なお姿の石仏様が静かに佇んでいました。
舟形石の頂点近くにある種字(梵字)がよくわからないのですが、如意輪観音様でしょう。

白山神社側の里道 左から花桃 カネコゲンカイツツジと通用門をへだてて左端に花リンゴ 境内・墓地を歩いた「永代供養墓+樹木葬」のセールスがこの場に納骨堂を作るように勧めます 他に3カ所も候補地があるそうです
後日、ご子息様から一通のメールをいただきました。 「母が心の拠り所にしていたお寺にお預けし、無事に埋骨を終えられたことが、何よりの供養になりました」 その言葉に、身の引き締まる思いがしました。
最近、聞いたことですが4代にわたり檀家様である奥様から旦那様の納骨の時に「よく知っているこのお寺にお骨を納骨したでの、本当に安心して帰宅できます」とも聞いたことがあります。
別の檀家様では「自分は十八代目だ」と教えてくださるご当主様がいたり、墓誌にご先祖様のお戒名が十二代、八代と整然と刻まれているお墓もあります。
こうした代々の繋がりを裏付ける貴重な資料が、実は高野山に残されています。 高野山千蔵院(現在は龍泉院が所蔵)の記録を紐解くと、異なる八つの姓の福性寺の檀家様のご先祖が、供養のために布施を納めた記録が残っているのです。
江戸の昔、ご先祖様自らが高野山へ足を運んだのでしょうか?あるいは、高野聖による代参だったのでしょうか?時を超えた記録に触れるたび、それぞれの家庭に積み重なった歴史の重みを感じずにはいられません。
医学研究に携わってきました。その経験に照らしても、自分自身のルーツや代々の繋がりを意識することは、人の心の健康や幸福感に深く寄与するものだと確信しています。
お墓とは、単なる「遺骨の置き場所」ではありません。「家族の歴史が繋がり、時に慶事などの大切な報告をするための心の拠り所」と考えています。
お寺の歴史を守るとは、檀家様お一人おひとりが大切にされてきた「家の記憶」を丁寧にお聞きすることから始まる。そう痛感した法要でした。
施主様をはじめ法要にご参加の皆様に心から感謝いたします。
参考記事
令和7年2025年8月3日福性寺のはじまりhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/30364
令和7年2025年8月26日当たり前は当たり前でない「檀家様」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/30722
令和7年2025年8月28日引き続き寺 かけがえのない存在 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/30764
令和7年2025年10月26日福性寺の歴史第十版写真一葉 檀家制度https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/31159
令和2年2020年9月19日 「墓所の大売出し」ではなくて「お寺を広報したいなー!」(1)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/6933
令和2年2020年10月18日「墓所の大売出し」ではなくて「お寺を広報したいなー!」(3)「もう少しお檀家になりたくなるチラシは作れないのかしら?!」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/7092




