真言宗豊山派白王山中台院福性寺真言宗豊山派白王山中台院福性寺
  • おばあさん、おじいさんとも歩きたい(陳情中)

最近の投稿

カテゴリ

過去の投稿

2018年11月29日

名前のよく知られたコラムニスト・写真家であった方が60歳前に亡くなりました。あの歯切れのよいお話をもう聞くことができません。とても残念です。死因は肝不全と報道されています。肝不全の原因は、重症肝炎でした。アルコールの多飲が原因であることもあります。

ところで、飲酒は肝臓に障害(肝細胞が死にます)を与えることは、皆様がよくご存知です。アルコール性肝障害の中で最も症状の重い劇症アルコール性肝炎では、発症後は禁酒しても1~数カ月以内に亡くなります。この病気の肝臓を顕微鏡で見てみますと、ほとんど生きている肝細胞がないこともあります。肝細胞のない抜け殻のような肝臓ですね。肝細胞はアルコールなどの健康に有害な物質を変化させて、無毒化する主役の細胞です。このため、治療は、無毒化できなかった血液中の有害な物質を取り除くために、血液中の液体成分である血漿の入替えの繰り返しや、肝臓自体の入替え(移植)ということになります。血漿も移植用の肝臓も人工的に作ることはできません。両方とも他の人から取り出した貴重なものです。

仏教の在家五戒の中には、不飲酒戒があります。時には思いだしたいです。お酒が不味くなる記事ですか?

飲酒と不飲酒戒については、今年・平成30年の10月21日、8月19日、8月13日、8月10日も記事としてアップしました。お酒を飲むと赤くなる方(フラッシャー)についても書いています。記事を再訪問して下さい。

11月11日の日光清瀧神社の紅葉

11月11日日光の清瀧神社の紅葉 清瀧神社では湯立神事が行われます(平成29年2017年5月16日付記事)若い頃より紅葉や樹々の色がとても美しく見えますね

11月19日安芸の宮島の紅葉(同僚の老化の研究者から頂きました)

11月20日安芸の宮島の紅葉 同僚の老化学・病理学の研究者から頂きました 有難うございました 紅葉する樹は窒素成分を回収して落葉に備えているという方がいます


2018年11月27日

パーキンソン病で亡くなったお檀家がおいででした。キリッと若草色のお着物をおめしになった遺影でした。とても、おきれいでした。診断時から、病名を住職は教えて頂いていました。「症状に効果のある薬があるので当分は大丈夫です。楽しいことを重ねておいて下さい」とお話をしていました。亡くなったのは80歳代の半ばでした。葬儀の中の諷誦文(ふじゅもん、仏教的な追悼文・平成30年8月28日記事)では、たくさんのお子様をお育てになった故人の人生を平易な言葉で称賛しました。

実は、パーキンソン病の患者はかなり多いです。高齢者では100人に1人です。脳の黒質という部分の神経細胞が死んでしまい細胞の作るドーパミンという物質がなくなり症状がでます。黒質は正常では、文字通り黒く見えます(脳をカットした時)。しかし、患者では灰色に見えます。顕微鏡で見ると、この黒質の神経細胞は黒い色素を持っていますが、患者では黒質や自律神経などの神経細胞の中にレヴィー小体(写真)という物質ができて壊れた細胞も見え、色素がなくなっています。患者は小刻み歩行が特徴的です。予防法は知られていません。

ところで、最近、iPS細胞(平成24年・2012年ノーベル賞受賞者山中伸弥教授が作製)から作った若い神経細胞を、患者の脳に移植する治験(患者に使用する臨床の試験)が始まりました。しかし、神経細胞が死ぬメカニズムはわかっていませんから、神経細胞を補充しても、多分補充された細胞の減少も起きると思います。

パーキンソン病患者の自立神経のレヴィー小体(脳ではありません) この後、細胞が壊れます 私の著書から

レヴィー小体(自立神経) 細胞の中で紫色に見えています 矢頭の先の←の長さよりやや短い距離のところです この後細胞が壊れます 私の著書から

人類はさらに長生きになりそうです。しかし、長生きの結果、高齢者の医療費や介護費で、国家の財政が破たんするという人が多いです。特に、病気のまま過ごす期間が延長されるだけでは。

最近、70歳以上でもお働きのお檀家が多いです。もちろん、健康状態の許す範囲ですが。長生きのために備えているのでしょうか。私はとてもよいことであると考えています。外出には、認知症の予防効果があると言われています。

釈尊(お釈迦様・ブッダ)は、80歳で涅槃(ねはん)を迎えました。その前に引退していたとは聞きませんね(釈尊の引退!ありえませんね!!)。だいたい、釈尊の時代に引退という言葉があったのでしょうか?何とか釈尊の涅槃のお歳、80歳まで健康で平穏に過ごしたいですね。


2018年11月21日

お葬儀の引導法と読経で永代供養は終わっているという意見があることを書きました。しかし、追善供養(生きている人が行う善行が、亡くなった人の善行となる)という言葉もあります。福性寺のお檀家は、頻回に年回忌法要(=追善供養)を行いますね。

ところで、永代供養の定義とは何でしょうか?福性寺の住職は理科系!で、相変わらず理屈っぽい?!わけではないです。(笑)しかし、何についても、その定義は?とよく言いますね。

これがですね!寺院により、定義が全く異なるのです。普通は、「寺院が永代にわたり追善供養すること」でしょうか(=実際に何をするのかがあいまい)。永代は永世・永久と同じでしょうか?また、「寺院が永続的にお墓や共同墓を維持管理すること」を永代供養(どちらかというと「永代安置・納骨」でしょうか?)と定義する寺院もあります。しかし、これは難しいです。霊園の倒産や廃寺がないと保証できませんから。日本の人口の都市集中と人口減少により、倒産や廃寺、住職の不在(無住化)は特別のことではなくなりそうです

平成13年

お檀家寄贈 肉筆胎蔵界大日如来  お父様の菩提のため 平成3年(1991年)の第13回忌追善供養法要て 福性寺のご本尊様は胎蔵界大日如来様です 掛け軸は客殿の床の間にあり幅は1mで大きいです(「福性寺の歴史第6版」93ページから)

私の共同研究者であったある生命科学者は、「故人を知っている人が現世からいなくなるまで」のご供養が、永代であると言っています。人それぞれ、異なる考えがあります。

本来、寺がなすべきことを含めて、永代供養という言葉をもう少ししっかり考えたいです。

しかし、倒産や廃寺以上に私の心配していることは、日本人が仏教的な心を持たなくなり、寺院運営ができなくなることです。

また、釈尊(お釈迦様・ブッダ)の教えの中で、永代供養は意味があるのでしょうか?今後も永代供養について私も考えますが、皆さんも考えて下さい。ご意見を下さい。今回は結論はありません。

 

 

 

 


2018年11月16日

仏式の葬儀の祭壇に必須なものの一つに四華(しか:四華花)があります(写真)。白や銀色の四華が多いです。中には、金色のものもあります。四華とは、沙羅双樹を表しています。釈尊(お釈迦様・ブッダ)が、80歳の時に涅槃に入られる時、シャラの2本の樹(沙羅双樹:さらそうじゅ)の間に横たわりました。

涅槃を迎えられると、沙羅双樹の花など、釈尊を取り巻くものが白くなり、また枯れてしまいました。このため、私たちが死に臨んで、釈尊と同様な心境を得たいと心から願って、祭壇におくものです。つまり、仏式の葬儀では必須!です。祭壇自体は全く不要です(本当です)が、四華は必要です。

葬儀社の若い社員の方が、四華を知らないことが少なからずあります。また、「四華はありません」と言われることも、時々あります(住職は、NHKの番組「チコちゃんに叱られる!」http://www4.nhk.or.jp/chikochan/の「チコちゃん」と同じように、おこりそうになりますね=おこりませんけど)(笑) お通夜に四華がない時には、翌日の葬儀には、お供えするように必ずお話しています。もちろん、お通夜に四華を含めた祭壇の説明をしています。それでも四華がない時があります。困惑します。最近は、うるさい住職(もちろん私!)がいるためか、町屋葬儀場や堀船では、四華のお供えされていないことは減りました。

四華(2017年11月26日掲載)

四華(2017年11月26日記事にも掲載)


2018年11月11日

昨日の講演会は勉強になりました。特に健康長寿講演会で印象に残りましたのは、粟田主一先生が「85歳以上では、軽度認知障害はほぼすべて人にある。半数の人は認知症である」との講演でした。しかし、多くの人が独居をしているとのことで、条件を整えることで独居が可能であるとのことでした。また、歴史講演会では、堀船の町の成り立ちをお聞きしました。特に子供の時に聞きました旧、字(あざ)名(郷戸、寺前、堂の前など)を久しぶりにお聞きすることができて、楽しかったです。

そのおりの写真をお届けします。

健康講演会 認知症とは何かをご説明頂きました

粟田主一先生の健康長寿講演会 認知症とは何かをご説明頂きました 住職は癌の専門家です このため大変勉強になりました

健康長寿講演会後のシンセサイザー演奏 抒情歌など

健康長寿講演会と歴史講演会の合間のシンセサイザー演奏(福性寺お檀家様) 抒情歌など 福性寺所有のシンセで演奏頂きました

 

 

 

 

 

 

 

 

 

堀船郷土史を語る会 会長堀江毅様の開会のご挨拶

堀船郷土史を語る会 会長堀江毅様の開会のご挨拶 今回参加の皆様に来年もお元気で参加を頂きたいとのご挨拶でした

江戸時代の梶原堀之内

保垣孝幸先生から「江戸時代の梶原堀之内」についてご講演頂きました 鎌倉街道や町の中の旧水路についてお聞きしました

 


2018年11月9日

合同講演会にご参加下さい。詳しくは10月16日の記事をご覧下さい。

午後2時から第6回福性寺主催 健康長寿講演会 演者:東京都健康長寿医療センター研究所部長 粟田主一先生 演題「認知症とともに暮らせる社会に向けて」

2時50分から3時10分 休息 シンセサイザー演奏:問矢真美様 抒情歌「朧月夜」など

3時10分 第7回堀船郷土史を語る会主催 歴史講演会 演者:北区立中央図書館地域資料専門員 保垣孝幸先生 演題「江戸時代の梶原堀之内村」

4時から4時10分 追加発言:福性寺住職 「白山神社の奉納日本刀について」

今朝の本堂の内陣(ご本尊様の周囲)です たくさんのお花が奉納されています

今朝の本堂の内陣(ご本尊様の周囲) たくさんのお花が奉納されています


2018年11月9日

今朝もご本堂で読経と献茶をしました。数日前、福性寺納骨堂(白宝殿)に、ご両親を永代納骨・安置されております娘様ご夫妻の参拝があり、お茶(狭山茶)を奉納頂きました。ご両親のお子様は女性だけです。さっそく、ご本尊様・お大師様・お位牌堂などに、献茶しています。

電車でも2時間近くをかけてのご来寺でした。永代納骨・安置と住職一代供養をされておりますので、お布施や料金は一切不要です。にもかかわらず、お茶に加えてお布施を頂きました。時に、施餓鬼会や講演会などにもご参加頂いております。有り難いです!

納骨堂にお生花とお線香を手向け、共同墓碑(写真)の中のご両親のお戒名を確認しておいででした。住職は本堂でご夫妻とお話をしました。

福性寺納骨堂(白宝殿)前の集合墓碑 納骨堂内部は外から見ることができます

福性寺納骨堂(白宝殿)前の集合墓碑 納骨堂の内部は外から見ることができます

なお、福性寺では、元旦、お盆などには、納骨堂前の集合(共同)墓碑の仏様のお戒名の読み上げを行います。その様子(写真など)を永代供養された皆様のご安心のためにお送りしています。しかし、葬儀での引導法と読経で永代供養は終わっているという意見もあります。

永代供養とは何なのでしょうか?永代供養のなかみ!をお考えになったことはありますか?

次回、もう少し書きます。


2018年11月3日

最近、場合を選んでお通夜(つや)は5時からの開始をおすすめしています。弔問の皆様の高齢化により、遅い時間の通夜の出席やその後の遅い帰宅が、おつらい皆様が増加しているためです。特に、家族葬や親族葬では、参列者はお通夜や葬儀は忌引きの範囲内で休暇です。このため、早くお通夜を開始することができます。家族葬などの場合には、毎回提案しています。また、お仕事がない土曜日や日曜日のお通夜は、早くから始めることができます。参列の皆様からは好評です。

50年ほど前までは、通夜は文字通り、一晩中のことがありました。しかし、現在はその日のうちに終わるいわゆる半通夜となりました。最近では、2時間程度で全て(読経・法話・通夜ぶるまい=食事)が終わります。これは、「半々通夜・四分の一通夜」(もちろん、こんな言葉はありませんけれど)でしょうか。通夜ぶるまいは、ご遺族に配慮して、早めに退席したいですね。

通夜開始のご挨拶 五体()を投地しています

通夜開始のご挨拶 五体(両手・両膝・額)を投地しています 最も丁寧な礼拝です 清潔な毛氈(もうせん)があると五体を投地できます

私(昭和24年生)の子供のころ(60年!まえ)は、お通夜は7時からの場合が、とても多かったです。仕事が終わってから、お通夜の弔問に訪れていたためです。少し前の日本人は仕事が第一でした。しかし、仏教の世界ですから、何事(開始時間を含めて)もステレオティピカルな考え=先入観にとらわれずに、行事を行いたいですね。

なお、福性寺住職はお酒の有無にかかわらず、通夜ぶるまいを頂かずに帰寺しています(平成30年8月10日の記事をご覧下さい)。


2018年11月3日

本ホームページに動画と写真を追加しました。

左サイドメニューの「年間行事」の元旦読経会(修正会・修正月会)に「お誓い・おちかい斉唱」の動画と、花祭り(釈尊降誕会)に写真2枚を追加しました。

ご覧頂けましたら有難いです。


カテゴリ
過去の投稿

ぜひ、福性寺のホームページをお気に入りに追加下さい。
最新情報を更新しておりますので、ご覧下さい。