真言宗豊山派白王山中台院福性寺真言宗豊山派白王山中台院福性寺
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2019年9月8日

iPS細胞から薄い紙状の角膜を作り、ヒトに移植する治験(法律に基づき薬や器具を医療現場で使用することができるように安全を確かめる試験)が始まりました。

最近(8月29-30日)の新聞によりますと、iPS細胞(人工多能性幹細胞=いろいろな細胞・組織になることができます)と角膜移植の記事がありました。角膜は黒目(多くの日本人・アジア人の場合)の部分、茶色、ブルー、緑色に見える方もいます(以下角膜を「黒目」と書きます)。この部分をおおっている薄い皮膚の表皮のような構造です。黒目の涙に覆われていて、空気に接している部分とも言えます。表皮より、厚さがとても薄いために、光を通過させてレンズ(水晶体)経由で網膜に外の景色を映し出すことができます。

令和元年2019年最後の蓮の花です お檀家のお嬢様から頂きました 9月5日撮影

令和元年2019年最後の蓮の花です お檀家のお嬢様から頂きました 有難うございました 9月5日撮影とのことです もうツボミはありません

鏡で自分の角膜を見ると、表面はツルツルでなめらかです。角膜の細胞の再生が難しい状態(角膜上皮幹細胞疲弊症)の患者さんは、角膜の表面がデコボコとなり、目の前の景色が見えにくかったり、ほとんど見えません。荒廃した角膜に、iPS細胞から作られた角膜上皮を貼り付け、視力の回復をはかることが今回行われました(世界初!)。まだまだ、治験の段階です。

この疾患の国内での患者数は、年間数百人程度らしいです。現在までの治療は、亡くなった人からの角膜移植です。しかし、日本では角膜の提供者がとても不足しています。

厚生労働省の報告書(ごめんなさい!孫引きです)によると、角膜の病気全体で移植希望者は、今年3月現在1613人です。昨年度は角膜提供者ドナーが720人、移植手術は1155件が行われているそうです。まだまだ、角膜は不足しています。角膜は亡くなった人から移植を受けた異なる人の中で、2世代にわたって、とても長生きとなります。

以前、以下に釈尊と角膜移植について書きました。平成30年2018年2月16日「一眼を献ずるものは成仏できる 角膜移植」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1003

スリランカ人が献眼した角膜は、多くの日本人に移植されてきました。また、最近は、米国からもたくさんの献眼された角膜が来ています。日本人よりも、物質的に恵まれていなくても、スリランカの人々に尊敬の気持ちを持っています。発展途上国でも先進国でも、角膜移植が自国の人々からの角膜で行われています。日本でも全国の「アイバンク」に電話をしましたら、容易に献眼者となることを登録できます。


2019年9月5日

光明213号 表紙

「光明」213号表紙 サンチーのストゥーパ(世界遺産)アショカ王の時代 紀元前3世紀に造られました

お檀家・ご信徒のご家庭に、今年5回目のお手紙をお送りします。同封物は以下の1~4です。

1.カバーレター「お彼岸の墓参においで下さい」 秋の「彼岸会読経会」は、23日(お中日、秋分の日、月曜日)11時から。

2.「ブロック塀の造りかえについて」の報告書 本堂に向かい左側(区道側)と右側(里道ぞい白山神社側)のブロック塀を、震災に備えて改修したいと考えています。

3.真言宗豊山派お檀家用の雑誌「光明」第213号(写真) 真言宗豊山派ホームページからも読むことができます。http://www.buzan.or.jp/index-06.html

今回の「光明213号」には、福性寺の本堂の写真の掲載があります(写真)。「私が撮ったお寺写真」のページです。投稿頂きましたお檀家に心から感謝致します。突然に「光明」の編集委員会から、本堂写真の掲載があると連絡を頂きました。有難かったです。なお、「福性寺の歴史第6版」の英語の表紙の写真も、今回のお檀家・投稿者様から頂きました(メニュー:福性寺について)。

また、記事には「お墓ガイド」が10ページにわってあります。お墓に関する「正しい」情報が満載です。ぜひともご一読頂きたいです。

阿川佐和子氏や名取芳彦師によるコラムも面白いです。お二人の言うように、確かに「聞き上手」になることは難しいです。現代人は相手を理解することより、自分を理解してほしいという気持ちが強いですから。「沈黙は金」は、はやらないですか?また、発言していない人を見ましたら、「あなたは?」と発言を促すとよいらしいですね(阿川氏)。

光明213号2ページ

「光明」213号2ページ 福性寺本堂の写真を「光明」に投稿いただき誠にありがとうございました

皆様が読みたくなる「光明213号」です。残部が少数あります。ご希望の皆様は、お寺にお寄り下さい。また、墓参のおりにご請求ください。無料・先着順です。

4.本ホームページの記事の印刷体2枚 ホームページをお読み頂いているお檀家は限られていると思います。

このため、お手紙のたびにホームページの記事を印刷体でお届けしています。

同封の記事は以下です。

〇 2017年11月9日記事 「アスベスト(石綿) 昨日の真理」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/795

〇 2018年2月3日記事 「彼岸花・曼珠沙華 冬の濃いみどり」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/986

 


2019年9月1日

平成31年2019年2月5日の記事「土手医者!見通すとは?」の続編かな?と思います。

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2620

現在でも、私は病理医(学会認定病理医、日本食道学会食道科医)として、顕微鏡をときどき見ています。

顕微鏡の穴の底を見ますから、井戸医者(周りが全くが見えない)ですか。見る!で思い出すのは、釈尊(お釈迦様、ブッダ)です。ものを正しくよく見て考えること(「釈尊のように見る」:正見)がとても大切と言っています。

研究所や病院で、私が見ているものは「切片(せっぺん)」です。臨床医が手術でヒト(生物学の種としての人間を表すときにはカタカナで書きます)から切りとった小さな組織(「生検」組織)です。これを顕微鏡で観察できるよう(光が通り抜けるように)に、臨床検査技師が切片を作製します。観察されるヒトの組織の細胞の形や色から、癌細胞(悪性)か癌ではない(良性)かを、病理医が診断しています。これを「病理診断」と言います。癌では「最終診断」となります。外科医などが生検したり、手術で体外に取りだした組織を病理診断する分野を「外科病理学」と言います。機会を見て、誤診についても書きますね。

アゲハ蝶のさなぎです

アゲハチョウの「さなぎ」です 数日でアゲハチョウになります 3日後には羽化していました

もちろん、釈尊のように見る(正見)ことはできないのですが、努力して、正しい病理診断に至るように心がけています。専門領域に関しては、少しだけ!自信を持っていました。

ところで、最近、庭のレモンの樹をじっと見ておりましたら、アゲハチョウの「さなぎ」がありました。大切にしている樹ですから、ほとんど毎日、この樹を見ていました。幼虫(いもむし)には気がつきませんでしたね。3-4週間は幼虫の姿で樹にあったと思います。

小さい幼虫は、茶色から黒ですぐ気がつきます。また、大きくなると緑色で枝にいることが多く、幼虫は太く枝は細いので気がつきます。しかし、今回は3週間以上も見落としていたことになります。

急に自分の観察力・診断力に自信がなくなりました。釈尊から、もう少し「正見」の意味を勉強するようにとのお言葉が聞こえそうです。


2019年8月27日

例年通り「合同講演会」が開かれます。どなたでも参加頂けます。

新開省二先生

新開 省二先生

〇午後2時 第7回 福性寺主催「福性寺健康長寿講演会」

演者 東京都健康長寿医療センター研究所 副所長・医学博士

新開 省二先生

演題 仮題「健康長寿と栄養~ポイントは、さあにぎやかにいただく!」

 

〇午後3時10分 第8回 堀船郷土史を語る会(堀江毅会長)主催「堀船郷土史講演会」

 演者 飛鳥山博物館 学芸員

田中 葉子先生

演題 仮題「北区・堀船の酒造」

〇参加費 おさい銭形式です。無料でも構いません。

〇日時 11月9日(土曜日)1時開場 2時開始  〇会場 福性寺本堂

福性寺住職の演題に対するコメント

「健康長寿と栄養~ポイントは、さあにぎやかにいただく!」証拠に基づく健康講演です。日本・世界で有数の学者のお話をお聞きください。高齢者の皆様は、栄養不足です。その昔、栄養失調という言葉がありましたね。実は、多くの高齢の皆様は栄養が足りていません。食事に気を配ることがない、簡単な食事で構わない、入れ歯のため食事ができない、軽い認知症で食事がとれないなどあります。最近「フレール」という言葉が使用されています。「老人の虚弱」などと翻訳されています。今回の講演により栄養失調を克服して、運動をして、フレールを予防し長命を達成しましょう。4月23日福性寺施餓鬼会(せがきえ)に引き続き、新開先生に講演をお願いしました。

 「北区・堀船の酒造」北区堀船には、宝酒造やキリンビールの工場がありました。その社員の皆様も多数、堀船にすんでいましたね。会社が引っ越しをしても、当時の社員さんや子孫の皆様が現在も住んでいます。また、常磐線の取手方面や仙台など、堀船にお住まいだった皆様が会社の移動に伴い引っ越していきました。なつかしい堀船の酒造に関するお話を聞くことができそうです。新たに堀船の住民になった皆様も多いです。ぜひとも、堀船の歴史を知るためにご参加下さい。田中先生は北区の歴史に精通しています。毎回、言い伝えではなく、学問レベル(人文科学)のお話をして頂けます。楽しみですね。


2019年8月23日

8月9日の記事の中で、葬儀会場で見た帽子(ハット)をアップしました。お寺の中の帽子について書くと、その記事に書きました。以下がその記事のリンクです。

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4064

今年の暑さはひどかったですね。私も洋服で境内や寺の周りに外出の時は、ツバの広い麦わら帽子(農業用?)、観光地などではツバの少し狭い麦わら帽子(かっこいいですよ?!)、また、僧衣の時には、日傘を使用して、暑さと陽ざし(紫外線)を避けました。以前、私の医学研究に関係する「日光老化」について書きました(下記リンクです)。

平成30年2018年8月4日日傘男子・日傘僧侶 光老化

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1616

私の帽子や日傘は、副住職夫妻からの頂き物です。私は頭が大きいので、大きなサイズの帽子を探すことが大変なようです。頭のサイズと脳の大きさについては、いずれ書きたいですね。

最前列の二人の僧侶が帽子を着用しています 昭和3-6年1928-31年頃の総本山長谷寺の仁王門です 3列目右から4番目が先代の住職周誉師です 幟には「歓迎心證會祖山参拝...」と書かれていますね 令和になり本山の大修理が始まります

最前列の二人の僧侶が帽子と法衣を着用 昭和3-6年1928-31年頃の総本山長谷寺の仁王門前です 3列目右から4番目が先代の住職周誉師です 幟には「歓迎心證會祖山参拝...」令和になり本山の大修理が始まります

今回の話題は、帽子といっても、かぶる帽子ではありません。お寺では、首に掛ける白い塩瀬羽二重や羽二重の絹地の布のことです。輪になっています。マフラーで、防寒具ですね。白色以外もあると聞いています。しかし、見たことはありません。もちろん、頭に掛けることもありました(昔の「僧兵」がかぶっていましたね)。

本来は、縹色(はなだいろ)であったと宗派の著書に書かれています。藍(あい)と浅葱(あさぎ)色の中間らしいです。古代の色の表現は難しいです。浅葱色は、若い僧侶が着ている色衣(しきえ)の薄青緑色です。

帽子は絹地の高価なもので、2枚で裙(くん、腰ごろも)を作ることができます。着用する時には、首の後ろ項(うなじ)と襟の間に折り込み形を作る独特の作法があります。古くなって白色が汚れると、茶色に染めて裙を作ります。本堂でも外の法要などでも着けるときがあります。

とっておきのお話があります。その昔、お大師様(弘法大師)が寒さのなか修法をしていると、嵯峨天皇が御衣(ぎょい)の片袖(そで)を切り取って、お大師様の首に掛けたことが、帽子のはじまりです。真言宗の僧侶にとっては、たまらない(とてもすばらしい)お話です!どなたにも、お話をしたい話題です。なお、帽子の由来には諸説ありますけれど。

帽子は11月から3月まで着用します。エェーーッ!恩賜の帽子!!学識の足りない(学識の無いかな!ですか?)私が「お大師様のまねをして、帽子を着けてよいのですか?」とのご意見が聞こえそうですね。直接、下賜されました帽子ではありません。帽子の着用をなんとかお許し下さい。

 


2019年8月18日

柏市の斎場(公営)で葬儀を執行してきました。設備は新しい上に、近代的です。式場には、備え付けの白木の祭壇がありました。お葬儀でよく見る祭壇ですね。

お檀家には、火葬場を併設している斎場で葬儀をすることをお勧めしています。今回の喪主様は、私の意見を参考にして頂いたようです。誠に有難うございました。便利であることと、時間と経費を節約することができます。

しかし、今回は立派なお花の祭壇が、備え付けの白木の祭壇の前に飾られていました。葬儀社への支払いが大変だったと思います。

故人は旦那様と会社を経営していました。お戒名は、「常に誠実な仕事ぶりと優れた人格者であり釈尊の教えからみて心身ともにすがすがしく長寿を達成した仏教者」と考えました。昔かたぎの女性ですが、はっきりとお話をなさる方でした。私のとても好きなタイプのシャープな故人でした。

8月盂蘭盆会のご本尊様

8月の盂蘭盆会(うらぼんえ、お盆)のご本尊様 ご本尊様の真上には仏天蓋 左右には曼荼羅(まんだら、ロウソクの後ろです) その上には一対の飛天が見えます 飛天は天衣(はごろも)をまとい2千年近く前のガンダーラ美術でも観ることができます 仏教世界の天人・天使・エンジェル像です しかし 翼はありません ご本尊様の応援団ですね 故石井英四郎様が建立しました

ところで、通夜と葬儀は8月のお盆前の連休でした。お盆前のために、自動車の渋滞にあうことなく問題なく斎場まで到着すると考えていました。

それでも、渋滞がありましても間に合うように、お通夜には午後4時前に出発しました。常磐道の小菅から柏までは、ひどい渋滞でした。お通夜を少し早く始めました。帰寺は8時半でした。

翌日の葬儀は、出棺がありますから、間に合うか本当に心配しながらの運転でした。午前7時半に寺をでました。午後2時半に帰りました。往路は渋滞がひどかったです。往復で3件の交通事故を見ました。到着時刻の予想がつきませんでした。

今回も、ご遺族とお話をする時間が十分にあり、時間はかかりましたが故人の「人となり」を従来以上に知ることができました。

初七日法要は、寺で期日通りに行いました。

8月のお盆中やその前後には、都内から離れたところでは、葬儀を執行することが難しいことがわかりました。


2019年8月13日

先日、「カードでお布施を納めることができますか?」とお聞き頂きました。「カードでお布施を奉納できましたらいいですね!」とのことでした。

突然のことで、Yes!No!のお返事の形でしか、返答できませんでした。まさか、このようなご質問を頂くとは、考えておりませんでした。住職の完全負け(笑)です。

実は、僧侶派遣の会社では、事前にクレジットカード決済ができるようです。ご存知でしたか?とても進んでいます。裏返しますと、福性寺住職はとても遅れていますか?

ところで、「お布施(財施)」として頂いたものは、ご本尊様、亡きご両親様・ご先祖様にお供え頂いたものです。このため、最後の1円まで、全額が「お布施」となるべきですね。また、宗教法人(お寺のことです)にとっては、公金です。つまり、僧侶の派遣会社やクレジットカード会社に手数料をお払いすることは、考えられませんね。このように考えています。やはり、福性寺住職はとても、時代に遅れていますか?(苦笑)

福性寺では、お車代・お膳料・お香料に至るまで、葬儀のおりに頂いたお布施・財施は40年前から、必ず一括してお布施として領収証を発行しています。また、年回忌法要に関しても、ご希望がございましたら領収証を発行してきました。

昭和59年1984年2月総代様会熱海左から小宮武雄様石井與五郎様堀江勇治様堀江恒太郎様

昭和59年1984年2月総代様会旅行 熱海温泉にて 総代様4人と私(右端)です 総代様は太平洋戦争を経験しています 風格があり立派です 尊敬できる皆様でした 年の若い住職をご支持頂き本当に有難かったです

僧侶の派遣会社(営利会社です)の手数料は、とても高額です。新聞によると、50%を超えることもあります。しかし、手数料の占める割合・パーセントが公開されていません。

また、僧侶を派遣した葬儀会社が脱税していたこともあります。お布施として頂いたお金(財施)が脱税され消費されては困ります。

お布施の意味や意義を、再度考えたいですね。

 

 

以下に宗教法人会計に関する(総代様会)記事のリンクを書きます。

平成30年度法人会計報告会 総代様会

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2876

総代様会 透明性の高い法人会計

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1036

総代様会と早咲き桜 宗教法人会計

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/395


2019年8月11日

福性寺の盂蘭盆会(うらぼんえ=お盆)は7月に終わりました。7月13日から15日まででしたね。新盆供養法要も7月7日に終わっています。

パーマリンク: http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3861

8月になってから蓮の開花が続いています

8月になってから蓮の開花が続いています 福性寺の山号である白王山が見えます その上の梵字は「シーリー」で「聖なる」の意味です

7月中は低温のためか、蓮があまり咲きませんでした。しかし、今になって花が咲きだしました。特に八重の花が咲きだしました。

毎朝、開花があるようです。写真をご覧下さい。

ところで、8月13日から月遅れのお盆ですね。最近、8月のお盆にも、墓参においでになる皆様がいます。しかし、ニュースや天気予報では「不要不急の外出はさけましょう!」と言っています。熱中症に気をつけて下さい。お水の補給が大切です。

この季節には、樹木の消毒を行っていません。最近は、虫よけスプレーをご持参の墓参が増えてきました。もちろん、寺にも虫よけスプレーの用意があります。虫よけスプレーを必ず!ご使用ください。寺にある虫よけスプレーの所在をお尋ねください。虫よけスプレーは庫裡(住職の住まい)や本堂の玄関にあります。

最近の虫よけスプレーは、性能が優れているようです。使用すると、全くと言っていいほど虫刺されがなくなります。


2019年8月9日

どこで見たのかわかりますか?

どこで見たのかわかりますか?

写真をどこで見たかわかりますか?帽子屋さんですか?デパートの帽子売り場ですか?

 

答えは、最近、葬儀を執行したとき、通夜・葬儀会場(町屋葬祭場)で見ました。たくさんの帽子が祭壇の近くにありました。

故人がかぶったのですか?とお尋ねしました。全て故人がかぶったもので、まだまだご自宅にもあるとのことでした。そういえば、故人は帽子をかぶって墓参に来ていましたね。故人は本当に真面目な方で、ご長命を達成した方です。しかし、なかなかおしゃれな方で、帽子が趣味の一つであったことがわかりました。

全ての帽子をお棺に納めては、私の中にある故人の思い出が全て消え去ってしまうような気がしました。そこで、一つ頂きたいとご遺族にお願いしました。

ところで、福性寺の院代様は大学を卒業して数年です。寺の勤務時間を使って書道とご詠歌を勉強中です。調髪でなかなかおしゃれな、今どきの人です。まれですが、おしゃれな帽子をかぶっています。私は大きな頭で、故人の帽子はかぶれそうもなかったです。そこで、一つを院代様にもらい受けました。写真の中の黄緑色の帽子かなと思いましたら、真っ白な帽子を選んだようです。仏教の世界では、白は清らかな心と清浄を表しています。

私の提案をご遺族は大変歓迎してくれました。院代様に礼を言っていましたね。院代様は帽子を頂いた上に、お礼の言葉を頂き、大喜びでした。

福性寺の近くで、かっこいい白い帽子をかぶった青年!がおりましたら、福性寺の院代様です。

故人のご冥福を心からお祈りいたします。

次回以降にお寺の世界の帽子について書きます。


2019年8月7日

8月初めに船橋の葬儀場でお通夜、葬儀告別式と初七日法要を執行してきました。

院代と二人で出かけました。福性寺所有の自動車で、葬儀会場まで1時間20分でした。通夜葬儀ともに2時間以上前に出ました。お通夜には、いつも通りに食事を頂かずに帰寺しました。

葬儀の日は、午前9時に寺を出発して、葬儀や火葬場への同行と初七日法要を終わって寺に帰ったのは、午後4時30分でした。やはり遠いです。しかし、火葬中には、ご親戚が高校生や大学生時代に故人にお世話になり、食事など懇切丁寧に面倒をみてもらったとお聞きすることができました。また、料理が上手だったとのことでした。

最近、「式中初七日法要」といい、葬儀時間中に初七日法要を行うことが多いらしいです(?!)。私はお骨上げ後に、初七日法要を行っています。「戻り初七日法要」と言うそうです。「戻り初七日法要」では、僧侶が葬儀場や火葬場にとどまる時間が長くなります。必然的に、お檀家との会話時間が長くなります。

最近蓮の花がかなり咲きだしました 開花何日目かおわかりになりますか?1日目ですね

7月は蓮の花が少なかったです しかし最近花がかなり咲きだしました 開花何日目かおわかりになりますか?開ききっていません 1日目ですね

故人は本山(長谷寺)や韓国(平成15年2003年)の寺を団体参拝したことがあり、私ととても昵懇でした。お父様は私のいた板橋の病院で大きな手術をしたこともあります。お父様の入院中、船橋のご自宅から毎日!病院まで自動車を運転して、面倒をみに来ていました。

私はお通夜とお葬儀のために2往復しただけですが、毎日、船橋から病院にお見舞いに来ることは、大変なことであったと思いました。本当に親孝行でしたね。

お戒名は、「計り知れない誠実さを持ち釈尊の教えから見て心身とも美しく変わらぬ信仰心をお持ちの清々とした女性の仏教者」と考えました。故人は、毎朝、お仏壇の前で読経していたとご家族からお聞きしました。福性寺の墓前でも読経をしていましたね。先に亡くなりましたお父様と同様でした。

有難いご家庭の皆様です。瞑目すると、故人の団参のおりのお元気なお姿を思い出しますね。

また、高額のお布施とお車代を頂戴しました。一括して布施として領収証を発行しました(宗教法人の収入)。お布施は、ご本尊様、お父様お母様ご先祖様への奉納金となりました。


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