昨日、那須塩原市で葬儀を執式しました。
午前10時、自分で車を運転して那須塩原市に向かいました。Google Mapsでは2時間15分のドライブです。2時間30分かかりました。
午後1時15分から葬儀でした。随時解説読経です。2時30分に出棺。
4時から「もどり初七日」つまり、お骨上げ後、会場にもどってからの初七日法要でした。
帰寺したのは午後7時過ぎでした。すっかり暗くなっていました。
葬儀会場でも火葬場でも、とてもよい雰囲気です。話の端々に皆様の誠実さが見えます。
ご一族は誠実と率直の共通遺伝子をお持ちのようです。お集まりの皆様のおつれあいさんは血がつながっていないので、遺伝子は共通していない?では誠実と率直は感染するのでしょう。
住職はご親族の仲間の一人になりました。お集まりの皆様と一味同心できました。お集りの皆様が、心からの追悼の気持ちをお持ちでした。
葬儀の最後に「火葬場に着きましてから時間がありますので何でもご質問下さい」とお話をしました。
火葬場では「福性寺に来たことがある」とか「隅田川が近いので洪水は・・・」「コロナワクチンは問題があるのでは・・・」「何科の医者ですか?」などの世間話がありました。「声が立派ですね」一応(=笑)毎朝お経を読んでいます。
また「戒名の上の阿字(梵字)はどういう意味ですか?」「色即是空・空即是色はどういう意味ですか?」など、実は仏教に興味のあることが理解できる「有難い(=住職が答えることができるの意味(笑)質問」がありました。阿字は、元々は大日如来様の種字であって・・・真言宗の悟りの世界を表し・・・。
中には「名刺にQRコードが必要では」などの女性からのご意見をいただきました。そのように考えていました。
たくさんのお布施を頂戴しました。「母(故人)であったらと(金額を)考えました」とのことでした。
お母様は野に咲くスミレ(菫)をことのほか愛していたとのこと。小さな紫。これは葬儀の中の風誦文でも読みました。また絵手紙を好まれたことも。
スミレの花言葉は、誠実、謙虚、率直でしょうか。
夕ご飯はいただかずに帰宅しました。翌日は週末です。年回忌法要で予定は埋まっています。
往復で5時間も車を運転しましたが、全く疲れませんでした。心温まる人格をお持ちの葬家の皆様のおかげです。
遠出のお葬式
令和3年2021年12月31埼玉県富士見市で葬儀を執式 善哉善哉大薩埵(せんざいせんざいたいさった)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/10901
令和元年2019年8月18日 8月のお盆中の葬儀「ウイングホール柏斎場」 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4105
令和元年2019年8月7日船橋市で葬儀 毎朝の読経 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4047
平成31年2019年2月26日さいたま市営の葬祭場でお葬式を執行 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2779
平成29年2017年11月26日仙台で通夜・告別式執行 「四華」とはhttps://fukushoji-horifune.net/blog/archives/836