一昨日、お彼岸の入りの日、二つのご相談がありました。
1.「ご家族が亡くなったあと後継者がいません。どうしたらよいですか?」
〇それは30年後でしょうか?お墓じまいが必要となるのは。福性寺の永代供養は「将来更地化料(石材店の工事費)」とご遺骨の「永代安置料(布施)」を頂くことで終わります。ご家族の納骨の後「檀信徒会費」と「施餓鬼回向料」の納入がなくなり、さらに10年(程度)後に、その時の住職の方針に従って、お墓の改葬をするかは決まります。
2.「お墓が遠方(隣県)であるうえに、階段を使う丘の上にあり、歳をとってからはお参りができないと思うので、檀家になることができますか?」
〇新しいお檀家を歓迎します。再度ご家族でよく話し合って下さい。大きな参道と水屋にちかい所に空き地があります。見て帰ってください。福性寺HPの最新ニュース/講演会情報で「新しいお檀家」をキーワード検索してください。新しいお檀家30軒ほどの記事があります。
以下は福性寺住職の考えです。お墓はご遺骨(の置き場)のためにあるのではなくて、墓参をする皆様のためにあります。思いついた時にいつでも墓参をすることができる「近さ」が必要と考えています。
「お墓はお家から近いことが心の安らぎになります」との新聞折り込み広告チラシを何度も見ました。この考えからすると、人口の少ない地域の住職さんは寺院運営が大変だと思います。住職さんの努力とは関係なく、過疎地域では交通インフラが悪くなります。気軽に頻回に墓参できません。
才能が乏しくても(私自身を言っています)なんとかお寺を運営していくことができるのは、お檀家の皆様のお陰と、福性寺が都会にあるからであると思います。
東京都北区を都会と言ってはダメとかの雑音は無視(笑)です。
令和5年2024年10月12日 将来更地化料 永代供養:安置料の前納https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/25136
令和5年2024年1月14日「将来更地化料と永代納骨安置料」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/21193
令和5年2024年11月30日 新しいお檀家 in 足立区 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/25255
令和5年2023年3月21日檀家になりますのでお葬式を(新しいお檀家) 敷居のない寺 お中日https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14276
令和4年2022年11月3日兄弟のお墓より自分で建墓(新しいお檀家)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14607