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2025年3月19日

お彼岸の入りの日の二つのご相談

一昨日、お彼岸の入りの日、二つのご相談がありました。

ご本尊様から見る景色 昨日3月18日夕方撮影 この後給湯所とお線香売り場の小さな家(左)と本堂玄関を閉門します 最後に山門を閉めます 午後5時少し前でした。

ご本尊様から見る景色 今日3月19日午前8時半ごろ撮影天候はミゾレです 左から宝篋印塔 涅槃仏様の後頭部 中央参道と山門  左に安行寒緋桜と右にアンズが見えます

1.「ご家族が亡くなったあと後継者がいません。どうしたらよいですか?」

〇それは30年後でしょうか?お墓じまいが必要となるのは。福性寺の永代供養は「将来更地化料(石材店の工事費)」とご遺骨の「永代安置料(布施)」を頂くことで終わります。ご家族の納骨の後「檀信徒会費」と「施餓鬼回向料」の納入がなくなり、さらに10年(程度)後に、その時の住職の方針に従って、お墓の改葬をするかは決まります。

2.「お墓が遠方(隣県)であるうえに、階段を使う丘の上にあり、歳をとってからはお参りができないと思うので、檀家になることができますか?」

〇新しいお檀家を歓迎します。再度ご家族でよく話し合って下さい。大きな参道と水屋にちかい所に空き地があります。見て帰ってください。福性寺HPの最新ニュース/講演会情報で「新しいお檀家」をキーワード検索してください。新しいお檀家30軒ほどの記事があります。

以下は福性寺住職の考えです。お墓はご遺骨(の置き場)のためにあるのではなくて、墓参をする皆様のためにあります。思いついた時にいつでも墓参をすることができる「近さ」が必要と考えています。

「お墓はお家から近いことが心の安らぎになります」との新聞折り込み広告チラシを何度も見ました。この考えからすると、人口の少ない地域の住職さんは寺院運営が大変だと思います。住職さんの努力とは関係なく、過疎地域では交通インフラが悪くなります。気軽に頻回に墓参できません。

才能が乏しくても(私自身を言っています)なんとかお寺を運営していくことができるのは、お檀家の皆様のお陰と、福性寺が都会にあるからであると思います。

東京都北区を都会と言ってはダメとかの雑音は無視(笑)です。

令和5年2024年10月12日 将来更地化料 永代供養:安置料の前納https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/25136

令和5年2024年1月14日「将来更地化料と永代納骨安置料」https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/21193

令和5年2024年11月30日 新しいお檀家 in 足立区 https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/25255

令和5年2023年3月21日檀家になりますのでお葬式を(新しいお檀家) 敷居のない寺 お中日https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14276

令和4年2022年11月3日兄弟のお墓より自分で建墓(新しいお檀家)https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/14607


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