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2026年2月26日

通行のお二人との語らい

2月23日は天皇陛下の誕生日でした。春を先取りしたような温かな一日でした。最高気温は22.9度まで上がったそうです。

隅田川沿いの堀船周回路やスーパー堤防には、散歩を楽しむ皆様の姿が多く見られました。私ものんびりと歩きました。

区道から見た福性寺本道この撮影位置でお二人にあいました

西側の区道から見た福性寺本堂 この撮影位置でお二人にあいました 逆光写真です 安行桜の下の木はアンズです こちらはお彼岸の頃に咲きます

堤防上のソメイヨシノはまだ蕾ですが、お寺へ戻る道すがら、区道に面した当寺の「安行桜」を見上げているお二人連れがいました。

「もう桜が咲いているね」 そんな楽しげな会話が聞こえてきました。つい、お邪魔をして声がけしてしまいました。

「これは安行桜、早咲きの種類なんですよ」

住職であることを明かすと、お二人は少し驚かれた様子。調髪よりも長髪!

そして、お寺の外壁や色彩を眺めながら、こんな本音を漏らされました。 「実は、不思議な色合いのお寺だなと思っていました」「何度か通ったのですが新興宗教かしら?と少し遠巻きに見ていたんです(笑)」

確かに、山門や本堂は青瓦で統一。壁面はアイボリーや茶色、黄色といった色彩です。伝統的なお寺のイメージとは少し(本当は大きく)異なるため、そう思われるのも無理はありません。以前にも同じようなお言葉をもらいました。全て先代住職が考えました。

せっかくのご縁ですので、祝日で開いている本堂玄関にご案内し、建立四百年を数えるご本尊様をお参りいただきました。素晴らしいとの感想をいただきました。

最近の寺院を巡るネガティブなニュースについても少し触れたのですが、お二人は即座に「そんなことないですよ」と温かい言葉を返してくださいました。お気遣いに、私の心も解けるようでした。

お別れ際、名刺と共に小冊子『史跡「梶原の渡し」最後の乗船客』をお渡しし、この地の歴史についてお話をしました。明治の軽工業の発展と共に始まり、戦後の重工業化の中でその役割を終えた梶原の渡しの成り立ち。それを聞いたお一人が「これは立派な社会貢献ですね」と言ってくださったのが、深く心に残っています。

実は、私自身が心の中で大切にしていた思いを、そのまま言葉にしていただいたような気がしたのです。

カネコゲンカイツツジ かなり咲いている株があります

カネコゲンカイツツジ かなり咲いている株があります

「お盆の頃には蓮の花が綺麗ですから、ぜひまた見にいらしてください」 「お時間のある時に、福性寺のホームページをのぞいてくださいね」

そんな約束を交わし、丁寧なお礼の言葉を後に、お二人は歩いていかれました。お二人のご幸福と弥栄を祈念しました。

これから本格的な春がやってきます。

皆様もどうぞ、お墓参りや散策へお出かけください。ついで参り(笑)もちろんOKです。

参考記事

平成30年2017年12月30日年末恒例 山門の清掃https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/909

令和3年2021年3月10日 私の代の最後の客殿の塗装https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/8371

令和5年 2023年4月2日「花祭り:釈尊降誕会」今日はカメラマン兼客引き https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/17315

令和5年2023年7月2日例年通りの新盆供養法要 その前に突然外国人20人がご来寺 公益法人https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/18731

令和6年2024年1月16日 外国人二人が来寺「平和を望むなら」: https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/21213

令和7年2025年11月15日家族友人間の話題に 史跡「梶原の渡し」最後の乗船客https://fukushoji-horifune.net/blog/archives/31836


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