昨日のお檀家からの電話です。「ちょっと身体のことでご相談したいのですが?」
実は2回目です。うんと!相談して下さい、とお答えしたと思います。
お電話のあと、朝11時にお約束しました。だれにも内容が聞こえることがないように、本堂で相談に応じることもあります。客殿のとなりは、院代さんの居室です。
今回は、いわゆるセカンドオピニオンです。研究所では細胞の老化研究と、病院では病理医をしていました。
手術や内視鏡で切り取られた全身の組織を顕微鏡で視て、良性か悪性(がん)かを診断する役目です。「がん」でしたら、レベルの高い相談に応じることができます。
医学論文の検索エンジンであるPubMedでは、私の英文論文は300報以上あります。
治療法の選択に関するご質問でした。次回の病院の外来での質問事項の追加をお願いしました。もう一度ご来寺頂くことになりました。
医師としても僧侶としても守秘義務があります。単に職業倫理ばかりでなく刑法に基づく罰則があります。
このため、ご来寺のお檀家に関して、会計係・家族も院代さんも私に何の質問もしません。
聞いているのは、本堂ではご本尊様とお大師様(弘法大師)だけです。
最後にご本尊様とお大師様にお焼香をして頂きました。
平和な時間が流れていました。ご本尊様とお大師様に感謝をしつつ庫裡に戻りました。
今日は夕方から真言宗豊山派の若手の僧侶と夕ご飯をします。とても楽しみです。
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