真言宗豊山派白王山中台院福性寺真言宗豊山派白王山中台院福性寺
  • おばあさん、おじいさんとも歩きたい(陳情中)

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2019年12月12日

お檀家・ご信徒の皆様に、新年用のお手紙を発送致しました。毎年6回お手紙を差し上げています。しかし、今年は7回でした。

「光明214号」真言宗豊山派のお檀家用の雑誌 季刊です「光明」はお檀家ご信徒に毎年4回お送りしています 「豊山宝暦」毎年12月にお送りしています 季節のおりおりの記事や季節に因んだ文章はお手紙を書く時にとても有用です 題字はお大師様による真蹟(本当に書いた字)の集字(必要な文字を集めて再構成すること)です 字を見ただけで合掌したくなりますね「南無大師遍照金剛」(転載許可済み)

光明214号」表紙真言宗豊山派の季刊雑誌 「光明」は毎年4回お送りしています 「豊山宝暦」令和2年表紙 年末にお送りしています 季節のおりおりの記事や季節に因んだ文章はお手紙を書く時などにとても有用です 題字はお大師様による真蹟の集字(文字を集めて再構成)です 字を見ただけで合掌したくなります「南無大師遍照金剛」(写真:真言宗豊山派教化センター転載許可済み)

今回のお手紙の同封物は:

①住職からのカバーレター1枚=元旦読経会(10時開始)のご案内 

②真言宗豊山派からの雑誌「光明214号」(42ページ、写真)真言宗豊山派ホームページからも読むことができます。

http://www.buzan.or.jp/index-06.html

③令和2年の「豊山宝暦」(写真)カラー印刷です。「長谷寺の小さな観音様」の記事は素晴らしいです。

④令和2年回忌表(お檀家の追善供養のご予定のため)

⑤本ホームページの「最新ニュース/講演会情報」の印刷体「奨学金の礼状 和訳」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1230( 平成30年・2018年4月26日 記事)1枚

⑥振込用紙です。「檀信徒会費」納入用です。

元旦読経会の様子は「年間行事」のビデオをご覧下さい。元旦読経会は、どなたでもご参加頂くことができます。ぜひとも、ご参加下さい。お経を読んだことがなくても大丈夫です。また、仏讃歌を歌ったことがなくても問題ありません。1時間程度で帰宅できます。

今回の「光明214号」には、真言宗豊山派管長 田代弘興猊下(げいか)のご法話の掲載があります。また、相変わらず、阿川佐和子氏による記事が面白いです。

健康長寿・認知症とフレール予防には、1.栄養、2.運動、3.外出(=社会参加)が重要です。その意味でも、元旦読経会にご出席下さい。大きなお声で般若心経を音読し仏讃歌「おちかい」を歌って下さい。

フレールに関しては、以下の過去記事をご覧下さい。令和元年・2019年8月27日 http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4152

「光明214号」「令和2年豊山宝暦」は、残部が少数あります。ご来寺のおりにご請求下さい。先着順です。もちろん、無料です。


2019年11月17日

11月13日に乳癌について書きました。

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4715

乳癌についてもう少し書きます。

乳癌は欧米の白人女性では、8人に1人が一生のうちに罹患(りかん=病気にかかる)します。

日本人でも、とても増えてきています。14人に1人が罹患します。最近の特徴・傾向は、高齢になりましても、罹患率が下がってこないことです。

私たちの研究でも、乳癌以外の死因で亡くなった高齢女性(剖検例)には、6%に乳癌がありました。つまり、一般の高齢女性には、ごく小さな癌0.1㎜以下を含めて、癌がすでに100人に6人にはできていると言うことです。このまま育たないかもしれませんが。

でも、乳房(にゅうぼう)は二つあります。左右で硬さを比較することができることから、発見は容易です(左右の両方に乳癌があることはまれです)。入浴時など左右の硬さを比較して下さい。また、左右で形が違ってしまうこともあります。エクボのようにへこんで見えることもあります。乳頭(乳首)の位置や高さが違ってしまうこともあります。

公益財団法人がん研究会のシンボルマーク がん研究会の発足は明治41年1908年です 最近のがん研有明病院には新しいシンボルマークもあるようです 刀の鍔(つば)です カニはシオマネキらしいです(がん研究会のHPから)私の目には「癌を切り取る外科医=正義の味方」に見えます

「公益財団法人がん研究会」のシンボルマーク  刀の鍔(つば)シオマネキらしいです「がん研究会」の発足は明治41年1908年です(最近の「がん研有明病院」には新しいシンボルマークもあるようです)シオマネキは私の目には「癌を切り取る(外科医?)正義の味方」に見えますけれど がん研病院には研究会やお見舞いで何度もお世話になっています

早く見つければ、手術しても乳房の形はそのままです(温存手術)。また、大きさが2㎝以内でリンパ節転移がなければ(早期の癌)、ほとんど治すことができる癌です。大きさが2㎝でも、乳癌は硬いので、わかりやすいです。また、さらに進行した癌でも、予後(治療の後の結果・状態)は比較的良い癌です。

前回の記事の奥様には、ご病気の相談をしてほしかったです。よくお話をしている奥様でしたけれど、私の「お話のし方・話しぶり」が悪かったのかなと!とても反省しています。いかに進行していても、乳癌は治る可能性の大きい癌です。5年以上、10年以上生きることのできる癌です。

皆様もカニ料理やワタリガニパスタを食べた日のお風呂では、乳癌の自己検診をお願いします。また、マンモグラフィーの定期検診もお願いします。

このブログをお読み頂いた皆様は、乳癌で亡くなることがないですね。

男性の乳癌もあります。胸にしこりを感じましたら医師を訪問して下さい。

ちょっと昔になりますが、施餓鬼会における「福性寺健康長寿講演会」で乳癌ついてお話を頂いたことがありました。お寺の本堂!ご本尊様の前で、乳房がスクリーンいっぱいに大写しになって、ちょっと不思議(?)でした。

重ねて乳癌で亡くなることのないようにしたいですね。


2019年11月14日

昨日(水曜日)午後1時半ごろに、川崎市宮前区の「観光案内人」様などが、隅田川沿いの歴史散歩のためにおいでになりました。

事前に、50名ほどの皆様がおいでになるとお聞きしていました。研究所から戻り、お接待をしました。本堂の玄関を開いただけですが。

また、「梶原塚」をご説明しました。その後、福性寺で最も古い(1339年)板碑を見て頂きました。もちろん、ご本尊様に参拝頂きました。

福性寺の延命地蔵様と左六阿弥陀地蔵様の説明中です

川崎市宮前区の皆様の後ろ姿 福性寺の延命地蔵様と左六阿弥陀地蔵様の説明中です 白山神社のケヤキの紅葉がきれいです 皆様!健康で長生きをできそうですね

ご本尊様にお参り頂くことは、寺では「最高の歓迎」の意味があります。このため、本堂玄関を開けました。

「福性寺の歴史第7版」(無料、136ページ)を差し上げました。20冊以上お持ち帰り頂きました。さっそく本を開いて実物と照らし合わせている方!有難かったです。ご本尊様(大日如来)の来歴もご紹介しました。

また、本堂玄関のお水・アクアクララをご接待しました。給水器の位置をご案内しただけですけど。

平成28年・2016年11月12日の福性寺健康長寿講演会(下記リンク)における青柳幸利先生によると、介護予防や認知症予防には、歩くこと(7‐8千歩程度)はとても効果があると言われています。

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/262

ご来寺頂きました皆様のご健勝をご本尊様にご祈念申し上げました。

やはり、今回のように、たくさんの皆様でご来寺頂く時は、事前にお知らせ頂くと有難いですね。


2019年11月13日

墓地の散歩は心が安らぎます。住職にとっての精神安定剤です。

乳癌(にゅうがん)で亡くなった奥様のおいでになるお檀家のお墓の前で思い出しました。

色が白くて、とても優しいお母様でしたね。たおやかでした。そのためか、「癌と診断されるのが怖かったので、病院を訪問しなかった」とご生前に聞きました。住職は医師として何の力にもなることができませんでしたね。

ところで、乳癌というと、必ず!思い出すことがあります。

ワタリガニパスタ

ワタリガニパスタ 東京都健康長寿医療センター(板橋区)の近くのイタリアンレストランで食べました とても美味しかったですね 見ただけでもよく冷えた白ワインを飲みたくなりますか?

イタリアンレストランでは、カニのパスタを時々食べます。「スパゲッティを少なくして」とお願いします(年齢を感じます)。

実は、カニのパスタを見ると、思い出すのは「乳癌(などの進行癌)」です。乳癌からカニを連想することもあります。

もともと、カニ(Crab)と癌(Cancer)は、とても関連のある言葉(同じ語源)です。6月の終わり(22日)から7月の終わりに生まれた皆さんの星座は、「かに座」です。The crabでもCancerでも通じますね。

癌はカニの甲羅のように硬いです。進行すると癌の周囲に大きな血管ができてきます。癌を養うためです(栄養血管)。血管がカニの脚のように見えたのでしょうか?

食欲がなくなる話題でごめんなさい。しかし、私は思い出しても、美味しく頂いています。

ところで、釈尊(お釈迦様・ブッダ)や釈迦族(シャーキャー族)の人々は、パスタやパンなどの小麦ではなくて、私たちと同じお米を食べていたと言われています。お父様のお名前が、中国では「浄王」ですから、やはりそうかなと。

次回以降に、医師として乳癌についてもう少し書きます。


2019年10月10日

令和元年2019年11月9日合同講演会のためのチラシ 

令和元年・2019年11月9日(土曜日)午後2時 福性寺主催「健康長寿講演会」・午後3時10分 堀船郷土史を語る会主催「歴史講演会」合同講演会チラシ 本堂右の客殿入り口からお入り下さい 

 


2019年9月27日

お戒名を考える時、白川静博士(文化勲章)による「常用字解」などをよく読みます。また、諸橋轍次博士(文化勲章)の「大漢和辞典」もみます。

最近、看護師さんのお葬式を執行しました。一生を看護師として生きてきた方で、看護師としての人生に誇りを持っていた故人でした。当然ですが、立派な看護師であったことをお戒名の中にどうしても読み込みたいと考えました。

そこで、「看」の字の成り立ちを知りたいと思いました。前記の「常用字解」を読みました。目と、手(龵は手でした)とにより、できている漢字でした。目の上に手をかざしてはるか遠くを「みる」意を表すようです。他の字書には、しげしげとみる。静かにみるとありました。確かにこの字の訓は「みる」ですね。

黄色のリコリスです 今年はお彼岸が終わってからきれいです

黄色のリコリス(彼岸花の仲間)です 今年はお彼岸が終わってから彼岸花やリコリスがきれいです 黄色のリコリスはやっつ(八っつ)咲きました

患者の目の上(顔)近くに手をかざして、容態(ようだい)を看るの意味ではないかなとも思いました。天皇の病の回復を願う「看病禅師」や、一般の病者の平癒を祈る「看病の僧」もありますから。いずれにしても、とても善い字ですね!

お戒名は、「慈悲と知恵をもって患者・家族に接し長年にわたり奉職した職場・職業により自己を鍛え上げ看護師を天職とした大姉(年長の仏教者)様」としました。

私になんでもご相談いただいた方でした。亡くなる前に病院にお見舞いに行きました。しかし、私がいそがしいことを熟知しておいでですから、故人(看護師さん)から早く帰るように言われました。

故人のご冥福を祈念致します。本当に、立派な人生に感動しています。

故人のご家族から、とても高額の「布施(=喜捨)」を「お礼の言葉」とともに宗教法人福性寺に頂きました。


2019年9月19日

お彼岸の墓参に出かけ下さい!

今年は、彼岸花がまだ咲いていません。去年の秋のお彼岸は、咲いていました。http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1749 9月になっても暑かったせいでしょうか?

マコト造園による樹木の消毒

マコト造園による樹木の消毒 電柱の左に見えるヒマラヤスギの2本の樹が枯れそうです 樹が元気になる薬剤を使いましたが手遅れのようです 墓地の中にある別の樹も枯れそうです 福性寺の中ではヒマラヤスギは生きていくことができないのでしょうか?

秋季彼岸会の直前(19日)に、例年通り樹木などの消毒を行いました。虫刺され予防のためです。お子様にも安心して墓参においで頂ける状態です。蚊の少ないうちの、早めのお墓参りをお勧めします。

また、虫よけスプレーを本堂の玄関に、置きました。ご利用ください。

すでに、植木の手入れも終わりました。墓地は清潔です。

また、お彼岸の墓参の時は、熱中症・脱水症にご注意下さい。秋のお彼岸は、気温の高い日が多いです。本堂の玄関右に冷たいお水(アクアクララ)を用意致しました。ご利用ください。

お水やお茶がいつもよりおいしい!と感じましたら、脱水症の一歩手前です。もう一口水分を摂って下さい。以上は高名な老人医学の学者に聞きました。私の(データに基づかない)意見ではないです。

お中日(23日・秋分の日)午前11時からの読経会にご参加下さい。どなたも参加頂けます。ご親戚・ご友人などをお誘いのうえで、おいで下さい。


2019年9月17日

シアトル高野山(https://seattlekoyasan.com/ja/)住職今中太定師から、転載許可を頂きました。私、私の家族や友人が最も尊敬する僧侶のお一人です。

ニューズレターには、僧衣で病院の患者様のベッド近くにお立ちの写真があります。また、今中師のお嬢様のお写真などもあります。お元気な患者様のお写真だけを転載します。文章はそのままです。

      シアトル高野山 2019年9月ニューズレター

正子様

シアトル高野山の檀越(だんのつ) 正子様

 シアトル高野山は宙に浮かぶ宮殿ではなく、普通の人々によって支えられる、慎ましやかなお寺です。どんな人たちかと申しますと、例えばこの写真の中におられる方がたのような。

当山のメンバーのお一人である正子さんは、肝臓癌により余命あと二週間と医師に告げられています。現在96歳です。このお寺を雨の日も風の日も、60年以上支え続けてくださいました。

    彼女はお大師さまが大好きで、天ぷらが大好きで、カジノが大好きです。カジノで勝ったらすべてお寺にドーネーションしてくれます。そして実際よく勝ちます。

    お寺にたいしてだけでなく、彼女は人によく施しをします。ギブ&テイクではなく、キブ&ギブ&ギブの人です。人の悪口を言っているのを聞いたことがありません。怒っているのを見たことがありません。

    なぜそこまで寛容に人に与えることができるのか、彼女に尋ねたことがあります。間髪入れず、「だって、お大師さんがそうだから!」と笑顔が返ってきました。まるで自慢の叔父さんのことを語るかのように。今日までシアトル高野山は、彼女のような、美しき、普通の人々によって支えられてきました。

    正子さんが来たるべき体と心の変遷の時を、穏やかに通っていかれますように。どうか皆さまもお祈りください。お大師様、お願いします。

南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛 南無大師遍照金剛

合掌

太定 contact@seattlekoyasan.com    206-325-8811

 

以下にシアトル高野山に関します過去の記事のリンク(抜粋)を書きます。

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3028 臨終と今中師についての文章があります。

以下もご覧下さい。

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1459

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/782

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/581

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/61

 

 


2019年9月8日

iPS細胞から薄い紙状の角膜を作り、ヒトに移植する治験(法律に基づき薬や器具を医療現場で使用することができるように安全を確かめる試験)が始まりました。

最近(8月29-30日)の新聞によりますと、iPS細胞(人工多能性幹細胞=いろいろな細胞・組織になることができます)と角膜移植の記事がありました。角膜は黒目(多くの日本人・アジア人の場合)の部分、茶色、ブルー、緑色に見える方もいます(以下角膜を「黒目」と書きます)。この部分をおおっている薄い皮膚の表皮のような構造です。黒目の涙に覆われていて、空気に接している部分とも言えます。表皮より、厚さがとても薄いために、光を通過させてレンズ(水晶体)経由で網膜に外の景色を映し出すことができます。

令和元年2019年最後の蓮の花です お檀家のお嬢様から頂きました 9月5日撮影

令和元年2019年最後の蓮の花です お檀家のお嬢様から頂きました 有難うございました 9月5日撮影とのことです もうツボミはありません

鏡で自分の角膜を見ると、表面はツルツルでなめらかです。角膜の細胞の再生が難しい状態(角膜上皮幹細胞疲弊症)の患者さんは、角膜の表面がデコボコとなり、目の前の景色が見えにくかったり、ほとんど見えません。荒廃した角膜に、iPS細胞から作られた角膜上皮を貼り付け、視力の回復をはかることが今回行われました(世界初!)。まだまだ、治験の段階です。

この疾患の国内での患者数は、年間数百人程度らしいです。現在までの治療は、亡くなった人からの角膜移植です。しかし、日本では角膜の提供者がとても不足しています。

厚生労働省の報告書(ごめんなさい!孫引きです)によると、角膜の病気全体で移植希望者は、今年3月現在1613人です。昨年度は角膜提供者ドナーが720人、移植手術は1155件が行われているそうです。まだまだ、角膜は不足しています。角膜は亡くなった人から移植を受けた異なる人の中で、2世代にわたって、とても長生きとなります。

以前、以下に釈尊と角膜移植について書きました。平成30年2018年2月16日「一眼を献ずるものは成仏できる 角膜移植」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1003

スリランカ人が献眼した角膜は、多くの日本人に移植されてきました。また、最近は、米国からもたくさんの献眼された角膜が来ています。日本人よりも、物質的に恵まれていなくても、スリランカの人々に尊敬の気持ちを持っています。発展途上国でも先進国でも、角膜移植が自国の人々からの角膜で行われています。日本でも全国の「アイバンク」に電話をしましたら、容易に献眼者となることを登録できます。


2019年9月1日

平成31年2019年2月5日の記事「土手医者!見通すとは?」の続編かな?と思います。

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2620

現在でも、私は病理医(学会認定病理医、日本食道学会食道科医)として、顕微鏡をときどき見ています。

顕微鏡の穴の底を見ますから、井戸医者(周りが全くが見えない)ですか。見る!で思い出すのは、釈尊(お釈迦様、ブッダ)です。ものを正しくよく見て考えること(「釈尊のように見る」:正見)がとても大切と言っています。

研究所や病院で、私が見ているものは「切片(せっぺん)」です。臨床医が手術でヒト(生物学の種としての人間を表すときにはカタカナで書きます)から切りとった小さな組織(「生検」組織)です。これを顕微鏡で観察できるよう(光が通り抜けるように)に、臨床検査技師が切片を作製します。観察されるヒトの組織の細胞の形や色から、癌細胞(悪性)か癌ではない(良性)かを、病理医が診断しています。これを「病理診断」と言います。癌では「最終診断」となります。外科医などが生検したり、手術で体外に取りだした組織を病理診断する分野を「外科病理学」と言います。機会を見て、誤診についても書きますね。

アゲハ蝶のさなぎです

アゲハチョウの「さなぎ」です 数日でアゲハチョウになります 3日後には羽化していました

もちろん、釈尊のように見る(正見)ことはできないのですが、努力して、正しい病理診断に至るように心がけています。専門領域に関しては、少しだけ!自信を持っていました。

ところで、最近、庭のレモンの樹をじっと見ておりましたら、アゲハチョウの「さなぎ」がありました。大切にしている樹ですから、ほとんど毎日、この樹を見ていました。幼虫(いもむし)には気がつきませんでしたね。3-4週間は幼虫の姿で樹にあったと思います。

小さい幼虫は、茶色から黒ですぐ気がつきます。また、大きくなると緑色で枝にいることが多く、幼虫は太く枝は細いので気がつきます。しかし、今回は3週間以上も見落としていたことになります。

急に自分の観察力・診断力に自信がなくなりました。釈尊から、もう少し「正見」の意味を勉強するようにとのお言葉が聞こえそうです。


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