真言宗豊山派白王山中台院福性寺真言宗豊山派白王山中台院福性寺
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2020年3月5日

2月28日から3月4日まで米国西海岸の都市に出かけてきました。4泊6日です。

北米病理学会(USCAP)での勉強と、シアトル高野山の参拝が目的でした。

ロサンゼルス国際会議場 私のお腹に見えるカードは入場券で6万円です 胸の白いものはマスクです

ロサンゼルス国際会議場 私のお腹に見えるカードは入場券で6万円です 胸の白いものはマスクです 逆光の写真をおわびします

ロスアンゼルスの国際会議場では、アルコールによる手消毒が可能でした。会場は握手とハグは禁止でした。日本のお辞儀は、安全でいいですね。今後は「国際標準」としたいですね。日本政府も広報してほしいです(笑)

それでも、私の引退講演会(平成27年・2015年)に出席した学者(フランス人イギリス人など)は、握手とハグ・チークキス(ホッペタとホッペタ)でした。会場でマスクをしている人は非常に少ないです(10人に1人以下)。なお「福性寺の歴史第7版」121ページに引退講演会の写真があります。

USCAPの消化管病理学会では、私の十分理解していなかった胃癌に関する知識を得ました。相変わらず、日本での粘膜内癌(早期癌の中でも早期なもの)を「異形成」と別の名前で呼んでいました。友人のドイツ人(英文論文500報の著者)が、あきれていました。消化管病理学、特に食道・胃では、やはり日本が最も優れています。

ところで、出発前にお檀家が亡くなりました。直後にご家庭を訪問して読経し(枕経)、お元気な時のお姿を思い出し、涙が出かけました。ご遺体の保存のために、お部屋の温度など、こと細かにご説明しました。

ご家族とご相談し、故人のお話をおうかがいしながら、お戒名を考えました。お元気な時には欠かさず施餓鬼会にご出席頂きました。また、大変明るく美しい奥様で日本舞踊をご趣味としていました。ご生前のご様子の通りをお戒名に表現しました。帰宅後、葬儀中に読む追悼文(風誦文)を作り、お戒名を清書して、米国に出発しました。葬儀自体は、副住職と院代の二人が執式しました。火葬場同行・お骨上げ後、初七日法要を行いました。今日、あらためてお布施の領収証を持って葬家(喪家)を訪問し読経の予定です。

最初の訪問時に、「葬儀社にお支払いするお金を節約してお寺にお布施を頑張ります!」と故人のお嬢様からお話頂きました。本当に有難うございました。

私や家族の給与や生活費には、一切消費されないお布施です。必ずお檀家全体のために、また葬家の明治時代からのご先祖様・仏様(明治時代にお檀家になりました)のために用いることをご本尊様や葬家の皆様・故人にお誓いしました。


2020年2月8日

喜捨(=布施)とは、故人の所有していた財物を残された者に喜んでもらえる形にして、返すという意味ですね。

人は物欲をなかなか断ち切ることができません。もちろん私もです(人並み以上?!と言わないで下さい:笑)。死後に財産を残します。故人の家族は、死後にその財産を世間・社会に返すことで、故人の滅罪と成仏を祈ります。病院・大学・自治体・町会・恵まれない方々などへの寄付もよく行われています。さらに、某大学医学部の同窓会誌には、付属病院あてに「追善供養のため」の寄付の芳名欄があります。素晴らしいと思います。

また、お菓子(葬式饅頭もそのひとつ)を配布することなどが普通に行われてきました。このようなことを書いていると古いといわれてしまいますか?町の中のお葬式では、小学校でお友だちから聞いて並んだ「黄色いキャラメル(森永製菓)の配布をよく思い出します」とある奥様(私と同じ世代)からお聞きしました。また、「お菓子袋を頂くのに、何度か並んだことがあります」とも60歳代のお檀家からもお聞きしました。子供時代の印象の深いできごとで、よくご記憶のようです。

令和2年2020年2月6日撮影 駐車場の紅梅

紅梅が満開です(令和2年2020年2月6日撮影 )通行の皆様から樹の名前を聞かれることがあります 通行の皆様に少しは喜んで頂いているようです 最近寺の北西に大きな老人ホームができました 寺の周囲の道の人通りは以前の数倍です

私が子供の頃(昭和35年1960年頃まで)、お葬式の時に、遊んでいたり通行している子供や大人に、お菓子の袋を配ることは普通でした。もちろん、私は寺の子供ですから、お葬式の日程は、いわば「内部情報!」でした。このため、列に並んで、よくお菓子を頂きました。なぜお菓子を頂けるのかは、父からよく聞かされました。もう少し前では、硬貨の入った袋や「おひねり」も配ったようです(父からの伝聞)。

子供や通行人などへのお菓子の配布=喜捨は、福性寺のお檀家では、昭和62年1987年の葬儀が最後でした。江戸時代からのご家系で、大きなご商売をなさっているお家でした。「アーいいな!意義深いな!」と思い見ていました。「ご供養ですから、お受け取り下さい」などと言って、お渡ししていました。

父の葬儀(昭和54年1979年亡)でも、母の強い気持ちから、お菓子やお砂糖(=時代を感じます)の配布をしました。また、寺のある堀船3丁目町会にも寄付をしました。

今では、お葬式が葬儀場で行われるようになり、すっかりお菓子の配布を見なくなりました。しかし、ずいぶん昔(50年近く前?)ですが、町屋葬儀場(火葬場)の外の歩道で、テーブルを用意して「喜捨のお菓子配布」を見たことがあります。

よい慣習・習俗(良俗)であったと思います。


2020年2月1日

去年、お檀家のご親戚から、お母様のお葬儀の執式を依頼されました。お二人でご来寺頂きました。ご家庭のなかで「お戒名と読経をお願いするのであれば福性寺の住職しかいないよね」と合意があったそうです。率直に喜ばせて頂きました。

ご親戚の墓参の時に、ご家族がお墓の清掃中、故人は私と世間話をしていることが多かったからでしょうか。「母を最も知っている坊さんは住職さんです!」私はニコニコでしたね。

しかし、お住まいの近くの「お寺付属の霊園」が分譲中で、そこにお墓をとりたいとのことでした。私が葬儀を執式したために、近くのお寺の霊園に墓所を設けることが、障害になっては申し訳ありません。再三再四(さらに五回以上?)、この点についてご注意をしました。執式を断る方向ですね。

寺の会計担当者(あいかわらず家内です!)からは、「ご依頼があるのですから、積極的に引き受ける方向でお話をできないのかしら?!」と・・・「口ごたえ」はしませんね。

再度、ご家族の来訪があり、お住まいの近くは、お寺の中(付属)といっても霊園で「どなたでも、どの宗教でも墓地を設けることができる!檀家になる必要がない!」ので、大丈夫とのこと。確かに、最近はお寺の中に宗教自由の霊園がありますね。

お戒名は「常に智慧をめぐらし、舞踏・ダンスを好み飛天のごとく優雅であり、釈尊(お釈迦様・ブッダ)の教えから見て心身共に美しく、人のお手本となる素晴らしい人生をおくった大姉(高齢の女性)様」です。お通夜、葬儀とも私が執式しました。院代も読経(助法)をしました。

20100126駐車場にある「マヌカ」の花です ニュージランド(NZ)の樹です 私NZは留学先です

駐車場の花壇にある「マヌカ」です ニュージランド(NZ)の樹です この花を観るだけで留学時代(NZ)の自由で楽しい思い出のためかとても気が休まります  ハチミツ・マヌカハニーの材料です でも福性寺のマヌカにはミツバチはこないですね

後日、ご家族はいくつかの霊園を見学して回りましたが、「ピンとこない」というのです。結局、福性寺のお檀家になりました。

楽しくておしゃれであったお母様向きのお墓が建立されました。墓石は薄オレンジ色です。明るい色です。帽子(笠石=火輪)をかぶっています。スマートです。立派です。立派なお墓とは、自然に合掌したくなるお墓です(「立派なお墓」の私の勝手な定義です)。

ご自宅は少し遠いです。しかし、お檀家は墓参と墓参の行き返り(帰り)がとても楽しいとのことです。

故人のご家族様に、福性寺に「ピンときて」頂いたのでしょうか?。でも、「ピンとこない」とは、何なんでしょうかね?「決め手に欠ける!決定打がない!」いや、違いますかね?「話すことや書くことでは説明できない心に響くもの!」でしょうか?ちょっと、密教的・真言宗的な感じですか?(笑)

 

また、機会をみて別の去年新しく入檀したご家庭を書きますね。


2020年1月28日

去年(平成31年2019年)の初めにお檀家になったご家族との会話につい書きます。隣の区にご自宅があります。寺からは、歩いて10分でしょうか?ご夫妻は突然においでになりました。

まず、お二人のお話をよくお聞きしました。奥様おひとりが継承者であるお墓をお持ちとのことでした。私からのお話の結論としては、「ご夫妻で奥様が継承者であるお墓をお守りすること」をお勧めしました。福性寺のお檀家にならない方向での結論です。

しかし、寺の会計担当者(家内です)からは、「いいお寺なのですから、お檀家を増やす方向でお話しできないのかしら?!」との意見をもらいました。

すでに、墓地の永代使用料と、毎年、宗教法人が頂く檀信徒会費とお布施(施餓鬼回向料)は、ホームページをお読み頂いてご存知でした。葬儀などのお布施に関するメモ書きの用意がありますので、差し上げました。年回忌法要のお布施は5万円程度をお願いしています。

「大きな寄付は当分ないと思います」とお話をしました。もし、大きなご寄付を募る時は、ここ10年の間では、私が代わって納めますよ!とお話ししましたら、笑っておいででした。変ですかね?

当然、宗教法人会計についてもご説明をしました。「最新ニュース/講演会情報」(住職ブログ)のカテゴリ分類の中の「宗教法人会計」の記事の要約ですね。一例をあげます。

平成31年2019年3月12日「平成30年度法人会計報告会総代様会」 http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2876

今日の涅槃仏 新しいお檀家も昔からのお檀家も涅槃仏様のまえを通り客殿や庫裡(くり)の玄関に参ります

一昨日の涅槃仏さま 新しいお檀家も昔からのお檀家も業者様も涅槃仏さまの前を通り客殿や庫裡(くり)の玄関においでになります 涅槃仏さまにご挨拶をすると気分がよいですね 美しいユリの花をお供えしました

以下は、一通りのご説明の後の住職の世間話です。

軽自動車の価格と「永代使用料と墓石」の合計金額は同じでしょうか?と言いますと、なぜか爆笑でした。しかし、お墓は自動車よりも長持ちしますけどね!維持費も安いです!ガソリンも不要です!と付け加えました。

今のところ、福性寺では離檀料は頂いておりません。車での旅行と同じで、お気軽に「お墓の引っ越し」も可能です!とお話ししましたら、またまた爆笑。耐用年数(10年?)ごとに車を買い替えるように、お墓の引っ越しも可能ですね。大爆笑でした。私としては、事実をお話ししただけですけれど?!変な住職ですかね?

「とんでもない・ろくでもない住職」と思ってご帰宅したのでしょうか?会計担当者が心配していました。

 

後日、お檀家になりたいとのご連絡を頂き、永代使用料を頂きました。

どこがよかったのでしょうか?ちょっと不安です(本当です!)。しかし、今年の元旦読経会にもご家族そろっておいで頂きました。

(本記事中の「新しいお檀家」の個人情報は事実と異なる部分があります)

また、去年中にお檀家になった別のご家庭の話題をアップしますね。


2020年1月23日

令和2年真言宗豊山派東京2号宗務支所主催の檀信徒研修会のご案内状を、お檀家の皆様にお出ししました。今年、初めてのお手紙です。檀信徒研修会に参加ご希望のお檀家・ご信徒の皆様は、福性寺までご連絡下さい。

なお、例年の通り現地集合・現地解散です。場所は、西新井大師總持寺大書院(http://www.nishiaraidaishi.or.jp/)です。皆様には、例年通りお土産もあります。

令和2年3月6日(金曜日)午後1時30分 受付開始 2時 大護摩供養修業(大本堂)床暖房で暖かいです 2時45分 法話 真言宗豊山派僧侶 3時20分 演芸 落語 古今亭文菊師匠

平成13年(2001年)10月13日ペギー葉山氏

平成13年(2001年)10月13日父の23回忌ペギー葉山氏による追悼コンサート(於、椿山荘)27回忌にもお願いしました

ところで、お寺の行事には、「仏教的な事柄ばかりではなく、楽しいことも必要ですね」と先輩僧侶から教えを受けてきました。生真面目すぎる!と、(大)誤解されていたようです。

今回の研修会では落語が「楽しいこと」に当たるのでしょうか。

先代住職の年回忌法要では、ペギー葉山さんに「南国土佐を後にして」「学生時代」など3曲を歌って頂きました。「〽土佐の高知の はりまや橋で 坊さんかんざし買うをみた」とか「〽つたのからまるチャペルで 祈りを捧げた日」などの歌詞を本当に歌っていいのですか?派手な金ラメの衣装で歌っていいのですか?ペギー葉山さんから質問されましたね!(笑)「そこ!そこが聴きたいんです」とお答えし、そのまま歌って頂きました(写真)。「金ラメ大好きです!」とは言いませんでした。でも、金キンのお袈裟!もありますね...!

母には喜んでもらえました。また、お檀家の皆様にも楽しんでもらえました。もちろん、ご老僧を含めて、僧侶の皆様にも楽しんでもらえました(と信じたいです!)。

以下檀信徒研修会に関する過去記事です。

平成31年2019年1月21日 http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2513

平成29年2017年12月26日 http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/900

 

今回の檀信徒の皆様へのお手紙の中には、本ホームページ最新ニュース/講演会情報の記事を印刷したものを同封致しました。平成30年2018年5月19日「母の日墓参」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1311


2019年12月25日

「父が亡くなりそうです!」とお檀家のご家族からお電話がありました。「どうしたらいいのか教えて下さい」とのこと。また、「住職の便利を考え、お寺の近くの葬儀社を紹介して下さい」でした。わざわざ、お寺に近い!葬儀社と火葬場を選んで頂きました。有難かったです。

そこで、私の信頼している葬儀社の電話番号をお教えしました。社員が7-8人の葬儀社です。

数日してお父様が亡くなりました。

亡くなったその日(1日目)の午前10時には、ご遺体は葬儀社の冷蔵庫に、都下の市から到着しました。お子様方は、その前日から徹夜の看病でした。このため、病院から直接ご帰宅頂き、お身体をおやすめ頂くようにアドバイスしました。

翌日(2日目)11時から冷蔵庫の前で、枕経と通夜のお経をお子様方と住職で読みました。通夜とは何かをご説明しました。そのおり、お人柄などを確認しながら、お戒名を考えお子様方に説明しました。

3日目の午後、町屋葬儀場で火葬です。火葬炉前読経とお骨上げ(揚げ)読経を院代と二人で行いました。故人のお話・エピソードを1時間(火葬の間)お聞きしました。お子様方とお骨は、ご自宅にお帰りになりました。しかし、火葬と同日に葬儀のお経を読むことも多いです。

4日目、ご家族とお骨が福性寺に到着し、午前11時から葬儀を執行し納骨堂にお骨をお預かりました。読経後、故人に関するお話で楽しい時間を過ごすことができました。

大正時代からご親戚を含めて、すでに墓所には9霊の仏様がおいでです。今回のお父様は、10番目の仏様となります。楽しい会話をなさるお父様でした。墓所の中は、にぎやかになりそうです。本当に偉いお父様でした。また、「お寺にはしっかりするように?!」とのご遺言でした。

葬儀社への支払いは30万円を少し超える程度だったらしいです。業者から、私は紹介料など一切の金品を受け取りません。葬儀社には「しっかり仕事をして下さい」と私からも申し入れしました。

お骨は四十九日忌法要までお預かりし、納骨となる予定です。

今日の桜の樹の落ち葉です。今年は桜の葉が赤くならずに黄色でした。腐葉土になるように、樹の下にそのままにします。桜の樹の栄養のためです。それでも、お掃除担当者が掃いてしまいます。お寺の美観が大切と考えているようです。有難いお掃除の担当の皆様です。

今年は桜の葉が赤くならずに黄色でした 腐葉土になるようにそのままにします 樹の栄養のためです それでもお掃除担当者が掃いてしまいます お寺の美観が大切と考えているようです 有難いお掃除の担当の皆様です お掃除の担当者やお檀家などたくさんの皆様のお陰で何とかお寺が成り立っています

おたずねにお答えしたよりも、とても高額の「布施(=喜捨)」を「お礼の言葉」とともに宗教法人福性寺に頂きました。

お檀家は本当に有難いです。住職は姿勢を正さなくては!と思いました。

お布施は住職の生活費や給与に消費されることはありません。全てがご両親様・ご先祖様への奉納金となりました。

宗教法人福性寺の会計に関しては、「最新ニュース/講演会情報」のカテゴリ分類の「宗教法人会計」をご覧下さい。以下に、記事の一例をあげます。

平成31年2019年3月12日「平成30年度法人会計報告会 総代様会」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2876

 

 

 

 

 


2019年12月8日

福性寺の涅槃像です

福性寺の涅槃像です 釈尊の体格はとても立派です 腕も太いですね 成道会のためにユリをお供えしました ユリは西洋のお花と誤解されていますが広く日本にも野生していますね シーボルトが持ち帰った日本のユリがヨーロッパで大流行したことががあります オランダで国際病理学会議(IAP)が開かれたとき(2002)Robin Cooke教授(オーストラリアAP)の案内でライデンを訪問し日本博物館シーボルトハウス・ライデン大学を見学して知りました Cooke教授はシーボルトと日本の関係について詳しかったです 私よりもです

今日は釈尊(お釈迦様・ブッダ)が悟りを開いた日ですね!涅槃仏をご覧下さい。

「成道会」については、前回記事に書きました。令和元年・2019年12月1日  http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4832

ところで、お通夜の前に、できる範囲ですが、枕経(まくらぎょう)に出かけています。亡くなった直後のことも多いです。ご遺体の安置されたお檀家や葬儀社の冷蔵庫の前でお経を読みます。また、病院の霊安室で読んだこともあります。ご家族の少ない故人とは、葬儀社での枕経のために寝台車で病院から葬儀社にご遺体と一緒に赴いたこともあります。

この時、ご遺族の許可を得て、ご遺体の上腕(や前腕)を着物の上から触らせて頂きます。まだ、お棺に安置する前です。温かいこともあります。寺から遠い葬儀場では、葬儀の終了後、お棺を開いてご遺族がお花入れをするときに触らせて頂くことがあります。その時には、腕はとても冷たいです。故人の死を実感しますね。

病みつかれてしまった腕や、お年のために細くなってしまった腕があります。しかし、もったいないほどの太さの腕にもであいます。太い腕は、突然に亡くなった方です。生活習慣など「ちょっとした注意」でもっともっと長生きができたのかな!と、とても残念に思うことがあります。実は、「ちょっとした注意」のために「福性寺健康長寿講演会」を開いてきました。

亡くなった後でも、故人と住職をつなぐ「絆・きづな・きずな」があります。葬儀で使用した白木のお位牌(仮位牌)です。49日忌法要から1周忌まで福性寺本堂に安置します。毎朝、読経(朝の勤行)前の献茶の時に、故人を思い出す「よすが」としています。

また、年回忌法要では、ご参加のご遺族の皆様のご繁栄、ご幸福をお願いします。寺の毎朝の読経でも、1日のお檀家の皆様のご無事を祈念します。

 

 


2019年11月23日

墓地の散歩は心が安らぎます。日曜日(11月10日)回忌法要後に墓地を歩きました。また、墓地の散歩は楽しいです。以前も書きました。

そこで、女性3人男性2人のグループの墓参に出あいました。今どき(?)の若い方ばかりの墓参です。故人の友人たちです。何度か法要や墓参においでになっている方もいました。墓地と墓石はとても清潔にお掃除がされていました=感心しました。

お線香は栃木県のスギの葉100%の「国産」です。福性寺にある線香です。しかし、お線香立てには、お線香とタバコがありました。「タバコ!マーいいか」ですね。

「お年寄り」とのイタリアン お箸(はし)が便利です 私(=前期高齢者)もお箸をつかいますね

「お年寄り」とのイタリアン お箸(はし)が便利です 私(=前期高齢者)もリラックスしたい時にはお箸をつかいますね お箸を使うことはナイフフォークを使うことより水の消費が少なく環境によいですか?また「健康長寿」のために必ず肉・魚料理をお勧めします

また、シャンパンを開けて、プラスチックコップを使って、皆様で乾杯?いや献杯ですね。墓地でシャンパン!は、70年の人生で初めて見ました。

グループのお一人が、私を「住職さんです!〇〇子(故人)を子供のころから知っているんですよ!」と皆様にご紹介頂きました。故人のお母様は、お檀家のお子様で、私の学習塾の後輩でした。

「シャンパン墓参!」の皆様が楽しそうなので、墓地でアルコール?!「マー!いいか」でした。最近は、なんでも「マー!いいか」になりました。老化現象です。「飲みますか?」とは、言って頂けませんでした。ちょっと残念(笑)

「法要後の食事や飲み物は、故人が飲食したことである」と私から「法要中にお聞きしました!」とのことで、かなり盛り上がっています。困ったな!

最後に、お経(般若理趣経百字偈・すぐれた菩薩・修行者は・・・)をサービス!しました。若い皆様には、退屈かな?迷惑かな??と思いながら速読しました。皆様から、お礼の言葉を頂きました。

亡くなった友人へのお気持ち!友情に乾杯!したい気分でした。いや、やはり献杯ですかね。

お酒・アルコールに関する住職の考えは下記をご覧下さい。

平成30年・2018年11月29日「劇症アルコール性肝炎と不飲酒戒(ふおんじゅかい)」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2049

平成30年・2018年8月19日「お酒=アルコールと食道癌」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1685

平成30年・2018年10月21日「お檀家と夕ご飯・フレンチパラドックス?」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1891

平成30年・2018年8月13日「お酒!の評価」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1646

平成28年・2016年12月1日「平成28年11月28日(月曜日)近くのクリニックで老化と癌化の関係について講演」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/283

 

 


2019年10月22日

「わかるように説明して下さい」ですかー?!ご質問を有難うございました。インターネットからの情報では、納得できなかったのでしょうか。

確かに、以下のように何度も地蔵菩薩とご真言についての記事を書いてきました。

〇令和元年2019年10月4日「梶原銀座地蔵尊まつり ぜひともお出かけ下さい」

 http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/4417

〇令和元年2019年5月29日「延命地蔵様 六阿弥陀一番目道地蔵菩薩」

 http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3576

〇令和元年2019年5月25日「To comfort always」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3547

〇平成30年2018年5月3日「住職もお墓参り」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1262

住職にとって、不得意!な(苦笑)分野の質問を有難うございました。真言とはインドの古い言葉(梵語・悉曇)で書かれた、仏様の秘密の言葉です。寺の住職が、ボソボソと小声で唱えること(微音)もありますし、大きな声で唱えることもあります。

周誉師による地蔵菩薩真言 見事に美しい梵字を見て下さい 5・6世紀頃の北インド流行の書体を基本としています 田久保周誉著・金山正好補筆「梵字悉曇」(平川出版社)より

周誉師による「地蔵菩薩真言」 見事に美しい梵字を見て下さい 5・6世紀頃の北インド流行の書体を基本としています 田久保周誉著・金山正好補筆「梵字悉曇」(平川出版社)より

地蔵菩薩真言の現代僧侶の発音は「オンカカカビサンマエイソワカ」・「オンカカカビスミエイソワカ」です

令和元年・2019年10月4日の記事「梶原銀座地蔵尊まつり」にありますように、このご真言を唱えながら皆様に配布用のお守りを加持しました。

サンスクリット学者であった先代住職によれば、地蔵菩薩は「大地が備えている無限の力を象徴した菩薩」と考えられます。もちろん、仏陀の分(流)身です。

以下に、この真言を意訳します。思い切った意訳では、「ウァー!オー!皆、大いに称賛し大々歓喜する。能力無限の菩薩よ。祈念するところを成就したまえ」ではいかがでしょうか。カカカ(ハハハ)は、歓喜の擬音語と考えられています。地蔵菩薩はこのように笑うのでしょうか?なお、歓喜(かんぎ)は、仏法を聞き喜ぶですね。でも、単に喜びほめたたえるでしょうか?

以上は、田久保周誉著・金山正好補筆「梵字悉曇」(ぼんじ・しったん、平川出版社)などを参考にしました。この本はよく売れているようで、何度か増刷されています。また、「アマゾン」の書評でも、裏付けとなる学問のレベルの高さからとても好評です。

この真言は、三十五日忌法要で読みます。また、葬儀後の初七日忌法要でも、初七日、二七日忌、三七日忌、四七日忌の真言とあせて読むことがあります。

皆様も唱えてみてください。「オンカカカビサンマエイソワカ」力が湧きませんか?また、力が沸騰するように、沸きませんか?


2019年10月7日

以前にも、旦那様が亡くなられた後、50年以上や60年以上も「独身」であった仏様の年回忌法要の記事を書いたことがあります。以下です。

〇平成30年2018年8月28日「50年以上の独身 諷誦文(仏教的な追悼文)とは?」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/1709

〇平成31年2019年2月24日「般若心経の大合唱 不覚のしずく」

http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/2760

今日、旦那様が亡くなった後60年間!独身であった97歳の奥様の葬儀を執行しました。旦那様がなくなった後、お檀家になりました。小学生の3人のお子様を立派にご養育なさいました。墓参には、ご家族と一緒に季節ごとにおいでになりました。お元気な時は、施餓鬼会(せがきえ)にも欠かさずご出席を頂きました。住職は本当に有難かったですね。

紫式部(コムラサキ)

紫式部(コムラサキ?)福性寺に隣接する白山神社から顔をのぞかせる紫式部の枝です 葉の形からみるとコムラサキではないかと思います 実生だと思います なかなか可憐です 福性寺の山門は午後4時に閉じます

旦那様の亡くなった後、和裁のお仕事で3人のお子様を独力でお育てになりました。ご長女様やご長男様からは、お母様は「布団でちゃんと寝たことがない」「再婚の話は即座に断った」「和裁の技術はとても評判がよかった」「呉服では高い評価の三越デパートからも仕事の依頼が来た」など、たくさんのお話をお聞きしました。

いつもニコニコしていた方で、住職は和裁のお仕事をしていることだけを知っていました。お子様方は異口同音に「真似ができない」とのお話でした。もちろん、住職にも真似はできませんね。

晩年は、ご長男の奥様が献身的に介護していました。本当にご立派でした。この点も私には、とても真似ができません。

葬儀中に読む住職作の諷誦文の中では、高い評価を受けていた和裁について述べました。重ねて故人の人生を称賛しました。お戒名は「常に心やさしく家庭にあって、優れた和裁の技術を持ち、釈迦の教えから見て心身ともに美しく、また世俗的にも上品にして尊き大姉様(年長の仏教者)」と考えました。

お棺の中の故人には、優雅な藤色か薄紫、薄青色系の着物がかけられました。故人が縫ったものでしょう。訪問着ではなくて色留袖であったと思います。家紋も見えました。とても美しかったです。

ご自宅の近くの福性寺のお檀家になったことで、心の平安にプラスになったことがありましたら有難いのですが。お子様が就職された後、お子様と一緒にお墓を建立しました。葬儀に出かける前、このお墓に立ち寄り奥様の葬儀であることを旦那様にご報告しました。

喪主様から、とても高額の「布施(=喜捨)」を「お礼の言葉」とともに宗教法人に頂きました。

 


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