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2018年11月3日

お通夜は6時から? 5時から?

最近、場合を選んでお通夜(つや)は5時からの開始をおすすめしています。弔問の皆様の高齢化により、遅い時間の通夜の出席やその後の遅い帰宅が、おつらい皆様が増加しているためです。特に、家族葬や親族葬では、参列者はお通夜や葬儀は忌引きの範囲内で休暇です。このため、早くお通夜を開始することができます。家族葬などの場合には、毎回提案しています。また、お仕事がない土曜日や日曜日のお通夜は、早くから始めることができます。参列の皆様からは好評です。

50年ほど前までは、通夜は文字通り、一晩中のことがありました。しかし、現在はその日のうちに終わるいわゆる半通夜となりました。最近では、2時間程度で全て(読経・法話・通夜ぶるまい=食事)が終わります。これは、「半々通夜・四分の一通夜」(もちろん、こんな言葉はありませんけれど)でしょうか。通夜ぶるまいは、ご遺族に配慮して、早めに退席したいですね。

通夜開始のご挨拶 五体()を投地しています

通夜開始のご挨拶 五体(両手・両膝・額)を投地しています 最も丁寧な礼拝です 清潔な毛氈(もうせん)があると五体を投地できます

私(昭和24年生)の子供のころ(60年!まえ)は、お通夜は7時からの場合が、とても多かったです。仕事が終わってから、お通夜の弔問に訪れていたためです。少し前の日本人は仕事が第一でした。しかし、仏教の世界ですから、何事(開始時間を含めて)もステレオティピカルな考え=先入観にとらわれずに、行事を行いたいですね。

なお、福性寺住職はお酒の有無にかかわらず、通夜ぶるまいを頂かずに帰寺しています(平成30年8月10日の記事をご覧下さい)。


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