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2024年3月28日

「帰国したい国」「優秀な人は帰国しない」

3月16日に医師5人で夕ご飯をしました。土曜日のわりに、すいていました。医学部の准教授が会場をセットしてくれました。

実は2日前に同じレストランで総代様の弟様2人に夕ご飯をご馳走になりました。高田馬場駅近くのイタリアンです。先輩の慰労会の意味もあります。

それぞれ専門分野を持つ学術的な立場です。私だけが病理医で他の皆さんは外科医です。食道外科の専門家は1人で年に40例近くの手術をしています。術後合併症がないと称賛されていました。よい臨床的原著論文を書くことができそうです。私の著書の印刷版を差し上げました。私はあやしいですが、努力家:正精進の人ばかりが集まりました。

現役時代、私の研究室で3人は学位論文やテロメアなどに関する原著論文を作成しました。テロメアに関する研究は、社会に有用な研究と認められ、文科省科研費(研究補助金)も頂くことができました。

久しぶりで楽しい時間を過ごしました。ミラノ風カツレツがよかったみたいです。私は血糖値と腹囲が心配です(苦笑)。

楽しい話題は多々ありました。心配な話題はたった一つでした。「留学した優秀な人が日本に帰国しなくなると・・・」でした。若い医師が言うのです。

確かに、米国での給与は2~4倍です。私の身近にいた内視鏡の専門医は「2・3年アメリカに行ってきまーす!」と。2年間は国内に席がありましたが、結局帰国していません。すでに10年以上、米国です。

「医師に限らず、才能のある人は帰国しない」の後は、「外国(米国)で通用する人はいなくなり、才能のない人ばかりが国内に・・・」と議論となりました。

私が身近に知る病理医も、男・女1人がアメリカで立派な業績を上げています。

今年の春のお彼岸の教化です とても色彩のあるお花です

お彼岸のご友人による供花 とても色彩のあるお花です 故人はカラフルなお花がお好きだったんですね 亡くなったあとも「友人に対するも思いやり」です 故人もお供えしたご友人も楽しい方です たくさんのビールは夕方お墓の周りにまきました

お一人は毎年帰国して、必ず夕ご飯のお誘いがあります。米国の大学で所属の部の上司が私の学会仲間でした。帰国のたびにお墓参りに出かけています。帰国の大きな理由の一つは故郷の墓参です。故郷と言っても東京ですが。やはり収入が問題で、帰国できないようです。

お二人とも日本は「日本人にとっては最高に住みやすい」と断固!として言っています。皆が「相手を思いやる心」「雰囲気をよむ」「相手に迷惑をかけない」を持っているからでしょうか。

しかし、これが行き過ぎると「長い物には巻かれろ」で、大切な問題が見えなくなってしまいます。弊害は大きいと思います。「ジャニーズ問題」「政治資金」などを言っています。マスメディアやワイドショーは、ズーッと以前から知っていた事柄です。

もう少し「公の精神」「ノーブレスオブリージュ」を発揮して、「だれもが帰国したいと思ってくれる国」が続くとよいと考えています。

マスメディアやワイドショーのように、追及ばかりする必要はないかなと。商売熱心はわかります。

日本人全体で社会を確実に進めてほしいです。正精進かなと。

令和元年2019年6月9日前かがみ姿勢・胃食道逆流症 ニュージーランドでの医学研究 バレット食道?http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/3630

平成29年2017年9月8日ダリダのお墓 外国の墓地http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/675

平成29年2017年9月17日樹木葬 ジャス教授の場合http://fukushoji-horifune.net/blog/archives/699


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